■掲示板に戻る■ 元のスレッド 全部 1- 101- 201- 最新50


リレーしない小説

1 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/06 01:53:05
前の人の話と全く繋がらない話を書こう。
まずは

「もうだめだ。」
暗い部屋でベッドに潜りながら彼は呟いた。
もう自分に残された道は一つしかない。もう自分には・・・
彼はそっと受話器を手に取りどこかへ電話をかけ始めた
「もしもし・・・・」


2 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/06 02:55:07
初めての2get。。。ドキドキ。。

3 名前:抜け殻 ◆TV..sa27E2 :04/10/06 03:07:16
都庁は東新宿に移転した創意による効能である。
よって彼は立ち尽くす3秒の憂鬱の心境が原因で、
街を去り、初台へ落ち延びた。

4 名前:紫梅チン ◆XxOoOoUTx. :04/10/06 03:19:42
第2章

  「  放し飼い  」





5 名前:海野正一 :04/10/06 20:08:37
駄スレじゃな

6 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/07 01:01:37
売春街を駆けていく先生に感銘を受け、将来はパン屋になることを決めたのだった。

7 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/07 01:09:43
その時、豆腐屋が叫んだ
「豆が腐る豆が腐る豆が腐る豆が腐る」
哀しげな目で娘を見つめる
娘はまるで意に介さず、納豆を混ぜつづけた

8 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/07 02:16:32
中山美穂が






ギャルゲーの服着て歌って踊ってた、それが80年代という時代。

 

9 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/07 03:26:45
ツマンネ

10 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/07 03:41:24
>>9
おまえの人生が?

11 名前:抜け殻 ◆TV..sa27E2 :04/10/07 03:52:12
あるところにおじいさんが山で遭難し、
飢えをしのぐ為に木の皮と土を食べた。

12 名前:松浦淳 ◆JUNs8/hHj6 :04/10/07 04:16:26
しかし浄土真宗の教えに納得出来なかった平吉は自分で宗教を開いた
その名も・・・・・

13 名前:まめ :04/10/07 04:31:49
「そぼろゴハン!」
「ねーって、んなもの!」
ここはナイスガイの集まる洒落たお寿司屋さんだ。

もっち「おいオヤジ、そぼろゴハンおかわり!」
オヤジ「だからよ!?出してもねえもの、おかわりできるか!コンチクショウ!」
もっち「ネタにマジレスかこいい!」

その瞬間、予期せぬ出来事が起こった・・・。
超巨大彗星が地球に直撃したのだった。
それは人類の、いや、地球の長い歴史に終止符が打たれたことを意味した。

時は経ち、一兆年が過ぎた・・・ある昼下がり、

14 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/07 09:49:01
おっす!オラ悟空!

15 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/07 10:00:20
(間奏)

16 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/07 10:07:25
(ここでセリフ)
「そぼろゴハン!」
「ねーって、んなもの!」

17 名前:キラ ◆ZZUFXzFREE :04/10/08 15:54:58
ピンクの女の子らしいお弁当箱をつつきながら
マヤさんが「一緒に食べない?」と誘ってき(ry

18 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/08 18:22:22
しかし、そこは魑魅魍魎蔓延る地獄絵図
「俺は、豆腐屋なんて継ぎたくなかったんだ・・・!」
悔やんでも、悔やんでも、もう二度と戻れないあの日

19 名前:8話辺りだと思ってください :04/10/08 19:00:20
「囲まれた!?」
3機のガンダムは否応なしにシンのインパルスに迫ってくる。
シンは恐怖する。
「コーディネーターは人類の脅威なのよ!ここで殲滅させてもらう!!」
ステラのガイアからビームが放たれる。
何とか避けることはできたが後ろからアビスが出現。
「くうう・・・どうする?やれるのか?」

その頃、ミネルバの進路上に友軍機が接近していた。
「あれは、隊長機じゃないのか、ザクファントム?」
ミネルバのモニターにはイザークの姿があった。



20 名前:ミッチー ◆8dMichyJrQ :04/10/08 19:14:23

                           ト-、___
                     _,,-‐‐‐‐‐‐t-:、_ `‐、、_
                __,,,-‐'´     .:. ,,:.:``‐、;:;:;ヽ_
  ,,,_____,,..、_,,,,,-‐‐‐-、、_,,-'´    ............:.:/: .:.     ````ヽ、_
 〈=__,,,,__,,,,,,,,,,,,..::::::::::...  ;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;ノ::.            `‐、、
/ .._____.. .. . `````ヽ- '--‐‐'''''~~~'`::::ヽ:.:.:.....        、     ヽ、
ヒ;-'´  ````:‐:‐:-:-.:__,,、、、、、  ....:.:.:.:.:.:.`:.:.:.:,;,;,;,;.:.:.;,;...........ヽ、ヽT   ◎ ヽ、
                 ````‐--:-:‐:':´:`:`´:: :::``:..、_:.:.:.:.:.:.:.ヽ、__ ,-==,
                                 ````‐‐:-:-:-:-:‐"







21 名前:お米Ver2 ◆3YeBED2w4E :04/10/08 20:43:45
「ちんこキモイ」
彼女はそれだけ言ってピンク色の丸い物体を押し当てた。

22 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/08 21:27:32
【序】

私はJR武蔵野線を南へ向かっていた。家を出るときは「何をするためでもない」
と嘯いていたが、それは自分でも用事が見つからなかったからだ。
東所沢で電車が止まったときに、私はこうも考えてみた。
「こたえられん。時間は、過ぎるべくして過ぎるのだ。」
一人でいるということは無為であるということだ。これは、心強い。
よけいな恋心や金策なども、介入してこない。
彩のない乗客から疎外されている私だけが、いまここで全能なのだ。
隣の学生のヘッドフォンからは聞いたことのある音楽が絶えず流れていた。

23 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/08 21:54:18
「ロマンを掴み取れ!天下一〜♪」
一瞬で血が滾ってゆく。
そして彼は野に下った。
自分より強い者を探しに…
「No.1 No.1 No.1 それはだぁ〜れ〜」

24 名前:ホットカルピス(;´Д`)ハァハァ ◇3W19ESJvcw :04/10/08 22:35:31
(;´Д`)ハァハァ

25 名前:きりこ ◆ZdE9I1GKEM :04/10/09 00:43:20
蒼き幻の世界にまたいつもの夜がやってきた
蟲の様に蠢いている、知的生命体が、
その存在に対する疑問を持たずに、日々の糧を得る為に
活動した後、終わる事を疑おうといもせずに
今夜も光有る場所に
集まってきては笑い興じている。

26 名前:お米Ver2 ◆3YeBED2w4E :04/10/09 00:45:01
「ファッキンガム宮殿!」
鈴木さんはそう叫ぶと空に旅立った。

27 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/09 00:54:38
わー。メレンゲちゃんだー・

28 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/09 01:45:56
第138話 崩壊の時
その時、ふと上空を見上げると3つの浮遊物が空中分解を起こして落下してきた。
ユリは避けきれず下敷きにになってしまった。俺は怒りのあまり
手にしていた電子辞書の単語早打ちモードの記録を大幅に更新した。

29 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/09 03:26:35
っと待ってて」
そこで言われてもと思ったが待つしか仕用がないのである
私は暫くじゐすを飲みながら待っていたのであるが

30 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/09 04:48:06
もはや俺の貧乏揺すりは止まらない
足の振動が全てを無に返し始める
気が付けば、俺は特異点に立っていた

31 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/09 04:58:22
 オヤジの書斎をあさるのが日課となっていた
ある日、ふと死角となっていた棚に収まって
いた本の名は「ホツマツタヘ」と「我が闘争」。
こうして僕は、日本が古くから独自の文字をつかって
国家社会主義を貫いてきた国だということを知ったのでした。

32 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/09 05:46:15
壊れたラジオが何かを受信していた。
破擦音に混じって「キョーサイ」や「ヒブン」などといった単語が聞き取れる。
おそらくそれは異国の言葉だったろう。ならば、なぜ俺は単語として聞き取ったのか。
簡単な話、ラジオはふたつの言葉を繰り返すだけだったからだ。
なにか祈祷しているみたいに抑揚をつけて歌っていた。気味が悪い。
俺には意味が分からなかったので、「ラジオは壊れていた」ということにして
彼女のところへ戻った。隣に座ると、俺は背筋にヒヤッとしたものを感じた。

33 名前:ミッチー ◆8dMichyJrQ :04/10/09 06:19:27
ネ申 ミッチー
女神 コロネ
女神 レイ
王者 C
1位 あいうえお
2位 ズーイー
3位 モ
4位 きいろ
5位 なのらちゃん
6位 太助川(マモル)
7位 デミ王
8位 ガンガ癌
9位 二代目岡
10位 氏ね
次点 暗黒騎士
   死者(タラ)
   りぞ
   松並偽印
   狂人
   ホットマン
補欠 みかん
   アパッチ
   まま
   林田雅也改めちん林
   崗
   ぬるポット

34 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/09 23:12:38
今日こそ赤木くんに告白しようと思ってたのに。
転校しちゃうなんてひどいよ…
わたしは誰もいない屋上で、ひっそりと泣いていたのでした。

35 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/09 23:21:20
「ぐはぁ!」
鈴木の顔がゆがむ。
後藤の左ストレートがもう一度襲い掛かる

36 名前:紫梅チン ◆XxOoOoUTx. :04/10/09 23:48:43
なぜ薩摩が向うの世界に残ったか。今やっと解った気がする。
「ごめん、お母さん。かならず五体満足で戻るから。」
幹に拳を突いてそう言った。


37 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/10 00:18:43
寂れた路地裏で、少年はそっと呟いた。
「あーうめぇマジうめぇチャーシューメンうめぇ・・・」

38 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/10 00:29:02
しかし、そんな愚行は我らがプリンセスは許さない
「天は天に、土は土に、豆腐は豆腐に還るが世の理」

39 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/10 02:52:51
そう言うとラックは俺の上腕二等筋にはめ込んだ銃を引きちぎろうとした
一瞬の激痛と衝撃の後にラックは胴体分離をし俺の右手にぶら下がっていた。
「人の骨を取ろうとする人は盗掘でもやってなさい」
かつてラックだった上半身はバウンドをすると内臓をぶちまけながら坂を転がっていった

40 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/10 02:56:46
「何てこてだ。」
皆が床に倒れ込んだ。
「俺たちは何のために今日まで頑張ってきたんだ。」
元社長の遺影が悲しく光る。

41 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/10 05:54:36
弓矢の雨が降り、たまらず我輩たちは洞穴に逃げ込んだのであった。
すると真っ暗な奥の方で何かしきりに蠢いているではないか。
「む。この者たちは古事記に記されておる狐子に相違ない」

42 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/10 13:23:55
だが、待ってくれ。俺たちは4人で来たはずだ。
それなのに数えてみると…明らかに7人いる。
いったい、どういうことだ?
本当に、亡くなった3人を呼び出してしまったのだろうか…

43 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/10 14:38:27
「おいしーい」
それを口にした途端一同全員の口から言葉が感嘆の言葉が漏れた
「俺死んぢゃったんですかね。これじゃまるで天国ですよ」
秀樹がようやく口を開いた

44 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/11 00:00:53
「道は、どこまでもつながっているのよ」
母が言った。どうやら俺に家出を促している。
メシ作るのがイヤになったのなら素直に言えよ。
つーか周り海だし、道つながってないし。
でも家は出た。母の正体が父だと知っていたからだ。

45 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/11 00:08:04
わああああああああああああああああああ
あああああああ

46 名前:24話辺りだと思ってください :04/10/11 05:39:48
圧倒的な力でインパルスに迫るフリーダム。
 「おおおお!!」
ビームの一斉掃射にシンは恐怖した。
 「戦いなんてしたくない!殺しあいだってしたくない!どうして判ってくれないんだぁ!!」
キラの叫びはシンには届かない。
 「お前が!お前さえいなければ!マユだって!!」
パイロットの技量の差か、徐々に被弾するインパルスだった。
二人の戦いの前にアスランも止めることができなかった。
 「どちらかが死ぬまでなのか?なんで、こうも繰り返すんだ!!」
マリューも無言で見守るしかなかった。


47 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/11 07:13:19
「だから業務用冷蔵庫なんて買うべきじゃなかったんだ。」
父は項垂れたが届いてしまったものは仕方がない。有効利用する以外ないのだ。


48 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/11 22:34:24
サービス残業を終えると、携帯電話に新着メールがあった。
「はじめまして、お兄ちゃんですか。出会い系サイトで見たんですけど…」
相手は16歳の女の子らしい。そういえば、この前の飲み会でふざけて
出会い系サイトに投稿した覚えがある。しかし、いきなり「お兄ちゃん」はどうか。
俺に妹はいない。弟がいて弟がいて、その他に弟がいるだけだ。
いやな予感がモリモリしてきた。俺はメールを返さず帰路についた。

49 名前:ヒットマン :04/10/12 00:13:31
「もうこれっぽっちも米は残ってねぇ、おしめぇだ」
村人の中の誰かがそう言った。
チョリソをかじりながらマクマナンは微笑んだ。
「皆さん、ご安心ください」
そして後ろに振り返りつぶやいた。
「なんだ夢か」

50 名前:名無しちゃん…電波送った? :04/10/12 01:00:47
 墓標から去ろうとしたとき、凍えるような海風が吹いた。
その風が左腕に着けている数珠を揺らし、乾いた音を鳴らせた。
 春は、まだ遠かった。
 来てほしいとも思わなかった。


51 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/12 01:23:06
日頃からプロテインを飲んで体を(主に祖父の体を)鍛えている俺がホモ野郎に負けるはずがなかった。
「わぁっ! おにいちゃん、なんてことするのっ!?」(世界新)
彼女が0.1秒で怒って叫んだ。
「ごめんなさい、だいじょぶですかっ? おにいちゃんっ、あやまらないとダメだよ!」
「二千円でいいか?」
「お金の問題じゃないよ!」
とりあえず、1周してしまったので観覧車から降りた。

52 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/12 01:23:22
無口で、影が薄くて、クラスでいつも独りで、
頭が良くて、人一倍真面目で、みんながダレた掃除もしっかりとやってしまう、
そんな彼が、あたしに銃口を向けている。
これは……夢?
あたしは寝惚けたように、彼がゆっくりと引き金を引くのを見つめていた。
よどみなく動く彼の指。
そして、目覚ましのようにけたたましく、銃声が鳴り響いた。

53 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/12 01:52:17
しかし就寝時間を過ぎたのに彼らは飲み会を続けている。
例のヒロシはタクシーの運転手だったが横領してクビになっただの
ジュースの缶を開ける時に脱臼しただの得意気に話し出す。
次の瞬間けたたましいサイレンが鳴った。


54 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/12 22:32:45
しかし日を追うごとに私の<気分>はどこかへいってしまう。
昨日までは、先生の下着をはがしたいな、なんて思っていたのに、
さっき手をつないで新宿のビル風に耐えているうちに何もかも忘れてしまった。
そのうち隣の女性も、どこかのおばあさんに変わって、
私はデートから介護になっていたことにも気づかないんだろうな、と途方に暮れる。
ああ、お気の毒に!! 涙は出なかった。

55 名前:お米Ver2 ◆3YeBED2w4E :04/10/12 22:35:55
だからこそ世界は動いている。見えない部分で高速に。
だからこそ!だからこそ必要なんです!反ゆとりが!」
先生はそう言った。それは同時に僕たちの戦争の始まりだった。

56 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/12 22:50:11
ありきたりすぎる小鳥の囀り。
今日も世界は一つなんだ。

57 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/12 22:51:04
そういえば、山岡さんの脈を確認してなかったことを思い出した。
あれは死んだ振りをしていただけだったとしたら…
山岡さんは首を切断されていたが、僕らが行く直前に自分で切断して、
僕らが去った後ですぐにくっつければ命に別状はないだろう。
僕は確認しにいくことにした。

58 名前:お米Ver2 ◆3YeBED2w4E :04/10/12 22:55:22
そうだった。今日は伝説の勇者が生まれた日。
僕と君の記念日。僕のボールがキミのミットに突き刺さった日。
伝説の勇者。僕はみんなからそう呼ばれるようになった日。僕の記念日。
思えばキミの顔はまるで河馬だ。キミの体はヨークシャーだ。キミの

59 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/12 23:11:21
助からないのではないか、と薄々感づいてはいた。
それを口にできるほど強くない俺は「轢かれた人も大したコトないってよ」なんて
気休めでお茶を濁すしかなく、それでも西村は笑ってくれた。
「イノシシなのに変な名前。」
彼女はいつも、俺にわからないことを言う。泣いている俺の横で
あははー、と無邪気に笑ってくれて、それはちょっとありがたい、
とは思うのだが。

60 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/12 23:11:54
もうお終いだ……誰もがそう思った。だって絶望。諦めるしかなかった。
ミジンコの産毛にも満たない、それほどの可能性を誰が信じただろう。
うっかり口車に乗ってしまったら危ないぞ――世間の人々は勿論ながら敬遠する。
ああ……私は馬鹿だった。何て馬鹿だったんだ。椅子に座る暇もなくて。
落ち武者気取りの思春期ピエロが踊っております。お迎えが来るのです。
「お客様のなかにお医者さまはおられませんか!?」
ふいに機内アナウンスが響いた。無意識のうちに右手を挙げていた。

61 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/12 23:13:30
にょですか菱が謝罪ですねそうですかぶと概数ですねよ

62 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/12 23:29:39
「キミにお父さんと呼ばれたくはないね!」
と、弟は憤慨したように吐き捨てる。俺はその足にすがりついた。

63 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/12 23:32:27
間が間が間に山ですけどよねとしての時間にも書き込んだだってすかぁぁぁぁぁにもがよじれたに

64 名前:松浦淳 ◆JUNs8/hHj6 :04/10/13 01:52:13
辺りは真っ暗になったが野球大会は延長に次ぐ延長で
32回に突入した。1回から投げてる両チームの投手はさることながら
トリプルヘッダーの三試合目である審判はもうフラフラだ。

65 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/13 01:55:12
ファイルですいのししです立てんなファイルです立てんな詳しく終了入閣ライフの雛形色々です概数貨幣です立てんな壕汁粉です

66 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/13 02:04:24
数ヶ月ぶりにこの板に来たんだけど、院長とかコテハンがけっこう
消えていてビッコリした。

67 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/13 02:05:49
です立てんなファイルです立てんなファイルです概数貨幣リーゼントですいのしし室蘭七瀬次回です

68 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/13 08:34:47
だが、少し走ると倒れこんでしまった。
「オゲーーーーーーーーーーーーーーーーッ!」
また立ち上がって走り出した。だが、少し走るとまた倒れこんでしまった。
「オゲーーーーーーーーーーーーーーーーッ!」
また立ち上がって走り出した。だが、少し走るとまた倒れこんでしまった。
「オゲーーーーーーーーーーーーーーーーッ!」
また立ち上がって走り出した。だが、少し走るとまた倒れこんでしまった。
「オゲーーーーーーーーーーーーーーーーッ!」
また立ち上がって走り出した。だが、少し走るとまた倒れこんでしまった。
「オゲーーーーーーーーーーーーーーーーッ!(なさけない…)」



69 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/13 17:24:39
「だから、俺は実の妹に萌えることにしたんだ」
佐々木の1時間に渡る独白に、私達は気まずい視線を交わした
「・・・やはり、わかってもらえないか」
そう言って、佐々木は姿を消した
それから三年後、私達は戦場で再会することになる

70 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/13 17:27:51
「とっぴお」
悪魔の呪文が放たれた

71 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/13 17:31:33
6・4・3と渡ったダブルプレィ!
試合は延長17回を終わりましたが、まだ決着はつきません!

72 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/13 17:47:31
悲しいですので、大丈夫も?業界の

73 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/13 20:13:04
山岡さんは間違いなく死んでいた。
脈はなかったし、心臓も動いてなかった。
でも念のためナイフで心臓を刺したら血がいっぱい流れ出した。
万一生きていたとしてもこれで死んだだろう。
山岡さんが犯人だとしたらこれでもう安全だ。
だが、もしそうでなかったら…。
部屋に残してきた奈美が危ない!

74 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/14 00:00:12
俺はゆうこの言葉を思い出した。
「あさげは夜に食べてもあさげ」
涙が出てきた。


75 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/14 00:17:07
満員電車でとなりにいた40代半ばのオッサンとジャンケンをした。あいこが何回も続き、気づいたら終点だった。焦燥感・・・・

76 名前: ◆xlkr4pPkK. :04/10/14 00:44:19
見上げる空はいつもと同じ砂色の曇天。
あの向こうに神さまとやらがもしいたとしても、砂塵層に遮られてぜったい下の下界の様子を見見晴るかすことなんてできないと思う。

校庭のずっと遠くのほうで、大砲の音が低く長く轟いていた。
これもいつもと同じ、聞き飽きた音。
どれも日常の一部。

77 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/14 00:59:36
「走れ!死にたくないなら走れ!!」
八百屋の怒号が響き渡る
「走れ!俺の分まで走れ!!」
すでに八百屋は事切れようとしていた
「走れ!」
叫ぶ
「走れ・・・!」
そして八百屋は静かになった
俺達は、ただ走ることしかできなかった…

78 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/14 01:38:52
ということで世界は再び一つになった。

79 名前:紫梅チン ◆XxOoOoUTx. :04/10/14 02:01:46
―――その頃、301号室では

 佐太郎はメールチェックをしていた。
 新着は7通。
 1通は事務所から。残り6通は見慣れない送信元だ。
 とりあえず事務所のメールに目を通す。
 目を通すと言っても、ササッとスクロールして読んじゃいない。
 次はこいつらだ。タイトルはどれも「Re:Bird」となっている。

80 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/14 02:55:20
「わしに与すれば、世界の半分を約束しよう」
魔王はそう言うと、屁を1つ放った
俺は、それがどうにも許せなかったわけで…
「バカをいうな、おまえみたいな非常識な奴は再教育してやる!」
教師の血が騒いだ俺は、竹刀を片手に懐に飛び込んだわけで…

81 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/14 04:10:59
ないですのりすけ来てよ。のびろですのりすけ来てよ

82 名前:ヒットマン :04/10/14 04:22:35
どのくらいここにいるのか・・・。
自分の居場所が分からない・・・。
「アーーーーッ!!故障発生かーーーー!!??」
「うるさいよ」
「ずるずると後退していく!!これは大変なことになってしまいました!!!」
「うるさい」
「解説の永沢さん!これはどうなんですか?!」

83 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/14 05:20:09
キッチンは大騒ぎ!
「いやーん」
素人主婦・山田は納豆を練っては地面にぶち撒ける生き地獄に落ちた
「ハハハ!私を舐めるからそうなる!そうなる!」
美しき主夫・太郎は爆砕した

84 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/14 05:21:28
ネコミミモード!

85 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/14 08:01:52
「っていうかフランスパンじゃね?」
そういうと藤吉は観客席へ飛込んだ。

86 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/14 08:03:15
「っていうかフランスパンじゃね?」
そういうと藤吉は観客席へ飛込んだ。

87 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/14 13:17:47
一方その頃、ひろしは途方に暮れていた。

88 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/14 15:58:44
攻略本では鞭系最強の武器は「龍の髭」となっていますが、
なぜか「悪魔のケツ毛」の方が攻撃力が高いです。
名前こそ不吉ですが呪われてるわけでもありません。
作り方は「女神の腋毛」を邪教神殿で魔洗礼にかけるだけ。金もさほどかからずお手軽。
ただ「女神の腋毛」は唯一の全体回復アイテムなのでそれを潰してまで作る価値があるかどうか。

89 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/14 17:04:44
それでも私にとっては十分電波なんです

90 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/14 21:03:41
「岡田に相談したらいいんじゃない?」ってトモコは言うけど、どうなんだろう。
だって「岡田」って聞いて思い浮かぶのって、岡田あーみんしかいないし、
ファンレター書けば? とかそういうことなのかなぁ・・・
そんなことを考えているあいだに家が火事になっていた。

91 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/14 22:22:40
を降りたが、すでに姿は見えず、完璧に逃げられたのであった。くそぅ、や

92 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/14 22:30:16
みんなが俺を罵り、蔑んでいる。俺には聞こえる、みんなの心の声が
「♪お〜まえのかぁ〜ちゃんヌう〜んこが主食〜♪」

                      ―スティーブんヌ(もっこり) 

93 名前:無しちゃん…電皮届いた? :04/10/15 01:15:39
 まったくもってそのとおり。
 健全で平凡に見えるものほど、一皮剥けばその裏に何があるかはわからないものなのだ。

94 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/15 17:53:24
戻ってみると、奈美は部屋から消えていた。
トイレにもクローゼットの中にもベッドの下にもいないし、
天井に張り付いてもいなかった。
運び込んであった奈美の私物はそのまま全部置いてあったので、
気が変わって自分の部屋に戻ったというわけでもなさそうだ。
この状況が意味するのは…

95 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/15 18:29:03
「おまえ…徳山か?」
俺はおそるおそる尋ねた。
「え…、違いますけど…。」

人違いだった。

一体、徳山はいつ見つかるのか。俺はもう半分諦めていた。
その時、後ろの方で声がした。
「あの…」
俺は振り返った。

96 名前:LOGY ◆TOVRV.9ncQ :04/10/15 19:03:38
ソメ子はこうして鬼にさらわれた。

97 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/15 19:40:06
「見たな・・・」
振り返ると、そこにいたのは三十路のキャサリンだった

98 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/15 20:35:03
「茹で小豆」



99 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/16 01:43:23
やはり哲学は自分には理解出来なかった。
自分は地理学専攻だったのだ

100 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/16 02:10:07
だが、抱き上げてみたら首がなかった。

101 名前:総帥 ◆CWT7Re8ejo :04/10/16 02:13:16
ジャイアンの振り上げたこぶしを、ただ見つめるだけで、抵抗も出来ずに滅んでいった・・・・・

102 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/16 15:32:59
「あなたがバイアグラ考え出したって、ほんとなの?」
「試してみるかい?」

103 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/16 15:35:16
,r==、、     ,.. ---- 、
:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ、.,.::'":::::::::::::::::::::::::`ー-、
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:::::::::::/γ、;;::::::::::::::::::ヽ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ,/〃~`ーヽ::::::::::::::::::i
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l〃     ヽ:::::::;;::::::l
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l/    __,,...」::l;::l_;;::::!
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:lニ  ''〒テ-l:l:::;'-ヽi    ここはあなたの日記帳なのよ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l斗 ,  └'‐ '!l;;/).ノ:!
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l  〈!     l l/-くト、!    気にせずジャンジャン書きなさい
:,:,:,:.:.:.:.:.:.:.:,:,:.:ll:.l   、- ッ  ノl //トl ヽ
:,:,:,:,:.:,:.:,:,:,:,:,:,!,l:l;`ヽ、 = ./// .lニー、             ね!
:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,l=l;l‐^ヾニヽ二-ニ-' /`==`_ー-、、   
:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:,:l l!  \二ll二_/      ̄==、、ヽ
:,:,:/l:,:/!:,/l:l       ||          /  l l !
:,:/_l/-!/ l:l       ||          /   l l !
;/-l'-/'‐ヽl、 ,,.. -ー-、. ||   __   /    l l !
'      `/_ ,.. --‐''ヾ.l   \/ i l'   / l l l
       .し'/  ,r--ーヽ-------―\  / l.l l
        (_/ ,,.-r::-ヽ---、_   / /   ll l
         ヽ='‐''"__ lヽ  `ヽ、_    ll l
        l  `ー'''" l   ll=、、    ̄`ヽ.  ll l


104 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/16 17:23:29
するとそこへ秀次が飛び込んできた。
「親分! 来ましたぜ! カマドウマの旦那が!」

105 名前:有為の奥山今日越えて浅き夢みじ酔ひもせず ◆Pj.rsagelo :04/10/16 17:34:51
しかし俺は人間のダチが出来ても満月になれば
自身の内なる衝動に耐えられずそいつを食っちまうんだ。
俺は俺の体質を、血筋を、種族を恨んだ。
俺なんか、俺なんか………
ううぅぅぅぅぅぅをおおおおおおおぉぉぉれなんかああああぁぁぁっっっっ!!!!

106 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/16 19:03:49
布団はどこだ

107 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/16 21:11:47
「二日目?ざぶとんなら用意してあるけど」

108 名前:ヒットマン :04/10/16 21:21:38
ザク ザク ダシャ・・・
こうして血塗られた夜は更けていくのだ。

109 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/17 00:22:39
その頃、南風に乗って佐藤金次郎が日本に接近していた
日本政府は佐藤金次郎の入国を断固拒否としながらも、初恋の人を迎えるような気持ちでその到着を待っていたのだ…

110 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/17 00:25:02
「だからと言ってっ!」
「黙れッ!!鮮人がっ!!」
白い精液が、
はなれて、
消えた

111 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/17 05:02:02
「サンパウロじゃねぇよ。ブラジリア」
そう言うと彼は息絶えた。しかし僕は彼の言葉を理解することができなかった。
そして3年後・・・

112 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/17 21:47:48
説明しよう。
屁を手の中で極限まで圧縮し、敵に向けて一気に放出する。
それが奥義、特上にぎりボンバーだ!!

113 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/18 01:23:36
今日は8000円の切符を買った。始まりの駅は、もちろんお花畑だ。
熊谷までは問題なく行けるはず。できるだけ暖かい町に行きたい。
ぼくは待ち合いの椅子に座って乗り換えの方法を思索していた。
遅くても各駅停車がいい。西に進んでいくごとに、
きっと窓から入る空気も変わっていく。楽しみだ。
「兄ちゃん、遠出かい?」
気の良さそうなおじさんに話しかけられた。ぼくの足下には大きな鞄がある。
「ええ、旅行です」
「学生のうちにいろんなとこ行っとくと良かんべ」
「社会に出ると暇がなさそうですから」
「そーだいねー」
おじさんは立ち上がって改札に向かう。ぼくも続いて立ち上がる。
おじさんの持っている切符が、ぼくのと少し違うのが妙に気になった。

114 名前:ヒットマン :04/10/18 04:23:18
その時、ボトボトと何か降ってきた。
「猿じゃねーか?あれ、猿だよ猿」
隣家の屋根の上に降り積もる猿、猿、猿。
よく見るとゴリラだ。
大半は落下した衝撃で死んでいるが、中には生きているやつもいるらしい。
作業中のトラクターに向かって突進していった。
僕らは怖くなって逃げ出そうと裏玄関まで

115 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/18 17:27:58
僕は思ったことをそのまま口にした。
「その人との関係?」
フィレアはあからさまに警戒こそしたが、黙ることはなかった。
「すくなくとも、君が予想しているような言葉はでてこないよ。いたって普通。
 ……すこし、君に似てるかも」
 これだけ聞ければ十分だった。その七深とか言う人が、ファイレアにとって
特別な存在だと言うことはよくわかる。
なぜなら、

116 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/18 18:26:33
なるほど…そういうことだったのか。
拳銃を片手に男はほくそ笑んだ。
全く、ことさら悪戯に関しては知恵の働く奴らだ。
だが、種さえ分かってしまえばこちらのもの。
ガキの一人や二人、容易に殺すことが出来る。
時間はたっぷりあるのだし、少し遊んでやるか。
男は夜の廊下をゆっくりと歩き出した。

117 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/18 20:41:29
「デュードさーーーん、浣腸の時間ですよーーー」

118 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/18 22:06:05
おやつはバタースポンジケーキだった。これで5日目だ・・・。

119 名前:松浦淳 ◆JUNs8/hHj6 :04/10/19 02:36:04
あーもう俺死ぬなって思った時に山田が現れたんだ。
山田が現れて歴史が変わった。

120 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/19 22:09:54
伸一は叫んだ。
「俺が俺であるためには、俺が俺であるためには、
俺が俺らしくあることが必要なんだ!! 俺ーーーーー!!」

121 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/19 22:21:16
「その時に彼が発した言葉が今でも私の脳裏に焼きついているんだ…」
祖父は目に涙を浮かべながらそう語った。
その様子を見てぼくはワキ毛をそるのはもうやめようとおもいました

122 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/19 22:23:33
「先生、田中くんが給食費ぬすんでたのみました。」

123 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/19 22:40:44
そんなとき、彼の右上に空飛ぶ城が飛んできた。
「つぶやき城だ!!」つぶやきシローが言った。
偵察機がなにやら僕の周りを旋回している。
「もうだめだ!」
そう叫ぶと、僕は学校へ駆け込んだ。
「先生!大変です!宇宙人がグランドに城を陣取って何か要求してます!」

124 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/20 00:12:14
やめろガッチャマン。
何だガッチャマン。
何をするんだガッチャマン。
何てことをするんだガッチャマン。

125 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/20 16:14:14
 もう一度辺りを確認する。
 誰もいない。
 少し安心してから、一応鍵が掛かっているか確認するため、引戸に手をかけた。

 ガラッ

 開いた。
「はっ?」
 思わず間の抜けた声をあげてしまった。

126 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/20 18:07:27
キバヤシ「話は聞かせてもらったぞ!人類は滅亡する!」

127 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/21 03:31:42
我、月の都の人なり

128 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/21 21:34:05
巣鴨は私にとって故郷のようなものだった。
地蔵通商店街は今日も賑わっている。それでいて穏やかな街だ。
人たちは誰にも干渉してこないのにお互いにつながっている様子で、
それは傷ついた私に優しいものだった。この暖かい距離感。
立ち並ぶ店には、腰の曲がったおばあさんが談笑していた。
近くを通り過ぎる私には話しかけてこないけれど、
いつでも会話の中に入れそうで、おばあさんたちは
「あんたはどうだい?」 と無言で語りかけているようにさえ見えた。
私はそんな風景を眺めて、「この人たちにとって私は孫なのだ。
きっとこの街では皆が祖父母と孫なのだ。」 と思った。

129 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/21 21:51:24
「コマネチ!」
もう幾度も練習していた。ついに本番が明日に迫ってきた。
失敗は許されない。団長の言葉がよみがえる。
必ず…やり遂げるんだ…
「コマネチ!」
違う! 角度が違う!
どうしても違和感を払拭できず、俺は途方に暮れていた。

130 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/21 21:57:22
そんなときだった。今思えばあれは予兆だったのかもしれない。

131 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/22 01:35:33
メリイクリスマス。しかし今は8月だ。

132 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/22 23:11:45
俺は屋根に上がった。手が届きそうなほど、空が近い。
「どれにしようかな…」
いちばん大きな星を掴んでみる。すると、なんと俺は星を手に取ったのだ。
熱い。ぬるま湯と熱湯の間くらいの温度だった。

神「その星を取ってしまったか…」

133 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/23 02:30:35
辞書にも載ってい単語とると困ったなぁ。
やはり英語ではないのかもしれない。上手く訳さないことには
輪転機が回らなくて本当にウンザリしている。

134 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/23 03:58:21
そのとき明らかに気の触れた初老の男性がこう叫んだのである。
 「ずんずんに妄想な教室が 182 でいい感じな感じかな !!!
  まあ暴露FAXでもしょっぱくて漏れそう 。
  肉じゃがプレスのグルーブ最高!!!」

私はまるで誰かに操られたかのごとく彼を睨み返しながらブツブツとこう呟き返していたのである。
 「俺の生命が枯渇する掌握の実態が吟権仕懸かってゐる。
  食糞趣味と少女趣味のパレスチナにおける和解を目指して、我々は日々黒酢豆乳を飲んできたのだが・・

  ヘルヲースキィの実在を認めなければ・・・」

そのとき心の中で、電解液が座屈強度に耐えられず10年国債の超法規的処置を示したのだから、
卓球愛ちゃんが可愛すぎるのがいけない、とも思った。

135 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/23 04:11:22
手と手を合わせてシュールな絵画になると思う
そんな考えが過っていた
しかしながらやはり新幹線の駆動モータの損失係数を算出すると
まだまだ日本は住みやすい国だな、と感じるのも事実である

それから4日後、ペニーレインの二階建てバスで67年のポールに会いに行く
相変わらずの垂目だ、と口には出せない感想が確定拠出型年金の解禁と共に
沈み行く

お前は立派なニートだ、印税でブラックバスをリリースできるんだろ、と冗談を言った彼の
言葉が目玉に重く圧し掛かる

ああ、お前は金持ちだ

136 名前:ぞうさん ◆zoksD6O54M :04/10/23 04:14:39
人が一人でいるには長すぎる時間を過ごしていたように思う。ましてや子供だ。

「トラウマにならなければ良いが・・・」

――――いや、トラウマになっても良い。
 この子がどんな心の傷を抱えていようと これからは一人じゃない。 
 苦しいとき、悲しいとき、そばには必ず自分がついているんだ。
 それで少しでもこの子の負担が軽くなれたら良い。 
引き取ると決めたとき、それぐらいの覚悟は決めてあった。

――――が、かすかな不安が胸をよぎる。
 
 この子に拒絶されるのではないか。
 引き取ると決めたのは こちらの一方的な決断だ。
 これまでさんざん大人の勝手に振り回されてきたあの子に どうやって自分を説明すればいいのだろう。
 どうやったら彼の味方になれるのだろう―――― 

137 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/23 04:17:57
脂肪を搾り出して1g300円で売ったら小錦は金持ちだ
いやあの人はもともと金持ちだ

酷く頭が混乱した。
其れも其の筈、2日間で90時間しか眠っていない。
虹色の回転が水晶体を支配する。
建築家の使命として、フランデルブルグ門はフランク=オー=ゲーリィに再建させるべきだ、とも思った。
さもなければストックオプションが続落してしまう。
脆弱な紙切れの上でセックスしているカピバラと鈴木宗雄のような運命は二度と見たくない。

138 名前:ぞうさん ◆zoksD6O54M :04/10/23 04:31:24
「そんな事はどうでもいいの」

それは敢えてこれまで言葉にしないで留めていた 本音だった。

「え?」 驚いた顔で私を見る。 彼は何を聞き返そうと言うのだろう。

きっと、今のは間違いだったと 言い直して欲しいのだろう。

しかし私は「そんな事はどうでもいいの」と繰り返していた。

彼の表情は険しくなる。

――――ああ、やっぱりこうなったか。 そう思った。

でもこれは今まで思わせぶりな態度をしてきた私への罰。 仕方のないこと。

そうして私達は覚悟を決めた。 

139 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/23 04:33:16
心が酸味を欲しているのは3時間前から理解しているのだ
しかしながら其れに素直に応えてやれないのは、国家一種教養試験の偏向が
マスコミによって暴露されていると言う事実を、アニメヲタクが面白可笑しく
アスキーアートと呼ばれる技法で表現しているからではないか、と疑う

なんて塵の様な人生なんだ

兎に角、電源、マザーボード、CPU、それにメモリを換えてパーティーの主役になれば
西武のインサイダー取引もプラス要因になると考えるに至った


140 名前:ぞうさん ◆zoksD6O54M :04/10/23 04:47:48
「ちんちんが 異常にカユウマなんですけど。」

困った患者が来た。
こいつはこのあいだ「肛門にアイボンしてたら ピキュ ってなるんです。」と繰り返していた奴だ。
仕方ないので診てやったら(何の異常もなかった)それから毎週ここへ通うようになったのだ。
その度にこいつは「尿道」だの「涙腺」だの「腋線」だのに異常を訴え
その度に私も医者の義務として患者が苦痛を訴える部分を診ているのだ。

いったいどういうつもりかは知らないが、まったく良い拷問だ。
医者に患者を選ぶ自由はないものなのだろうか・・・?

141 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/23 04:48:26
でも・・・
不安が不安を呼ぶ。
「何人も寝てはならぬ!空が白むまで!!」
オペラ座の学級目標が高く掲げてある。

まるでトランジスタの機能のように不安は増幅を繰り返す。
其れが快感となり思わず射精する。
100メートルの記録を人事院に提出し、私は県立公文書館に初登庁を終えた。

142 名前:ぞうさん ◆zoksD6O54M :04/10/23 04:56:51
「お兄ちゃん……大好き」

無理やり弟に言わせてみた。
こう言うのもなんだが、はっきりいって弟はカワイイ。
あたしを見つけてトコトコ走ってくる時なんて頭から食いたくなるほどカワイイ。

しかし――――「なんでお兄ちゃんなの?」 

     「だってお姉ちゃん男みたいじゃん」 


143 名前:ぞうさん ◆zoksD6O54M :04/10/23 05:16:58
電話が鳴る。そこまでは良い。問題はその場所である。

そこは閉鎖されたはずの病院の一室。年内には取り壊しも計画されている事実上の廃墟である。
そんなところに電話線など引いてるはずもなく、かといってこの音は電話以外の何物でもない。
ならば携帯電話だろう、ではいったい誰が・・・・?

廃墟に入り込むのは これが初めてじゃない。 きちんと準備し、計画して、そして潜入したのだ。
下調べではこの廃墟にホームレスはいない・・・・はずだった。
事実しかし、電話の音がしてる。浮浪者の類じゃないとするならば――――最悪のケースが思い浮かぶ。

ここは裏社会の住人(つまりヤクザやマフィア)が取引か何かで利用している場所じゃないか?
そうなれば、命が危ない。

さっきより動悸が激しくなる。廃墟中に鳴り響く電話の音と 心臓と呼吸の音が互いを打ち消そうと せめぎあってるようであった。

144 名前:ぞうさん ◆zoksD6O54M :04/10/23 05:26:11
「だってお姉ちゃん男みたいじゃん」 

「君は女みたいだけどね」

わたしがそう言い返すと、真っ赤になって反論してくる。

こういう他愛ないやり取りが 最高に好きだ。

弟よ、どうかあたし好みの カワイイ弟のままでいてくれ。 

そう思うと 何だか無性に切なくなって 抱き潰してしまう あたしなのであった。

145 名前:ぞうさん ◆zoksD6O54M :04/10/23 05:31:08
>>143>>1と実は繋がっているんだけど・・・それは秘密。


我々は猫の毛の中で一生を終えるつもりはない。
もっと広大な土地を求めて旅に出るべきだ。
猫の額地区で安住し、一生を棒に振るような真似はしてはならない。
立ち上がれ、我が同胞よ! ノミの世界に栄光あれ! 

146 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/23 12:35:20
 この封筒、こんな事をしそうな人を、どこかで知っている気がした。
 ともあれ、中身を見てみないことには始まらない。
家のベランダに出て、
登場が早い太陽が照りつける中で、
そっと封を切って、
中の手紙を見て、

そして、固まった。
手紙の中身はたった一行で


 お 前 を 殺 す

147 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/23 13:20:34
JR巣鴨駅の改札をくぐり、いつもどおり喫煙所に向かう。
桜はとっくに散ってしまって、いまは紅葉を待っているところだ。
帰りがけの女子高生たちは日常の中で楽しそうに笑っていた。
私は懐からたばこを取り出し一本抜く。一本しかない。これで最後か。
大切に吸おう。火をつけて、それからわかばの箱をぎゅっと握る。
曇っているからか、煙は静かに沈んでいった。
「あの、ちょっといいですか?」 落ち着かない、若い声だった。
私は横を見やる。火を貸してほしいのだろうか。たばこはもう一本も
ないから、もしそれだったらあげられない。どうしようか。

148 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/23 13:25:58
また暴露本を書かされる日々がやってきた。
望んで就いた仕事ではあるが、人たちを騙すというのは
決して気持ちのよいものではなかった。依頼書を見る。
「今回は…ソフィアのヴォーカルの暴露本か…」
正直、微妙だと思った。売れ筋ではないし、大した儲けが
見込めるとも思えない。だが書かないわけにもいくまい。
ソフィアのヴォーカルになりきって、あることないこと書くのだ。

149 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/23 13:32:12
ズボンを下ろしてしゃがんだところで神のお告げがあった

「おまえはいつか天下を統一するだろう・・・」

尻を拭く紙はないみたいだけど
なんだか俺は本当に天下統一できそうな気がした

150 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/23 14:57:07
まず金が要るな。
インク切れのプリンタじゃ偽札造りもままならんからな。
…何々、『研究のための精液を提供してくれるものを募集 謝礼金あり』
よし、これだ!

151 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/23 20:30:57
パーティの盛り上がりは最高潮に達していた。
宴もたけなわとは、このことだ。みんなすっかり出来上がっていて、おれも泥酔に近かった。
「王様ゲーム!!」 山田が言い出した。空気読め。と思ったけどノッてやった。
「いぇー!」 「その前に何か食おうぜ」 「持ってきたよ」
ポテトチップスだ。前川が袋を開けようとしているけど、なかなか開かない。
おれに貸せよ。と奪い取って思い切り左右に引っ張った。「オラァァーーー!!」
グボオォンッ!!
…やっぱりだった。おれはポテトチップスを床に撒いてしまった。

気まずい雰囲気が立ち込める。
「…そろそろ帰るか」 おれの家なのに、最初に立ち上がったのはおれだった。

152 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/23 21:50:34
あげ

153 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/23 22:00:34
俺達の放屁が毛玉になって、一点に集中する。
アンジュの娘は今朝、イボ痔に苦しみながら言った。
「ファーハハハ!エロな怪獣やっつけろ!」
俺達は近くのカレースタンドに行き、コーヒーをこぼした。

154 名前:あるじゃじーら田中 :04/10/23 22:10:11
ちくしょう!俺は心のなかで舌打ちした。
今は3時間目の数学のテスト中である。
さっきトイレに行ったばかりなのに、もう屁が腹にたまってやがる!
俺の額は、まるで霧吹きでもかけられたくらいに、汗でいっぱいだ!
隣の女が俺の異変に気づき、さっきからしきりに俺の顔をみる・・・・
もう・・・だめぽ・・・・俺は手を挙げてトイレに行こうとした・・・

ぷいいいいいいいいいいい・・・・ぶばっ!

・・・俺は・・・伝説となった・・。

155 名前:紫梅チン ◆XxOoOoUTx. :04/10/23 23:50:50
適当に咳き込んでおけば大丈夫だろう。
僕はバッグに砂を詰めた。決意を肯定するために手早く詰めた。
帰る途中、何人かとすれ違ったがオーバーにならないように気をつけつつ
咳き込んだりしながらやりすごした。
頭の中で上手いな俺、役者になろうかなと冗談なんか言うぐらい落ち着いてた。
これで終わりだという実感がまだ無いのだろう。
部屋に戻るとオムツを穿き替え、社長に電話する。

156 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/24 00:18:54
だからというわけではないが私とMは不忍池へ出かけた。
二人とも、手にはホテイアオイを持っている。
これを池に投げ込めば、あっという間に繁殖して
不忍池は埋め尽くされてしまうだろう。
冬が近づくにつれてホテイアオイは腐っていき
異臭を発するようになる。そうなれば、しめたものだ。
私たちのひどい体臭も気にされなくなるのだから。

157 名前:松浦 :04/10/24 01:07:39
それは近代文学研究会と名ばかりの、ほとんど酒飲みサークルであった。
しかし彼らは一年に一回同人誌を出す。しかも近代文学になんら関係ないものだった。


158 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/24 01:09:06
それは近代文学研究会と名ばかりの、ほとんど酒飲みサークルであった。
しかし彼らは一年に一回同人誌を出す。しかも近代文学になんら関係ないものだった。


159 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/24 06:39:04
さて、私は、宗谷本線に乗り、稚内に向かう事にした。
二両編成のデイーゼルカーに乗り込むと、列車はすぐに発車した。
旭川を出た時には、立つ人もいたが、名寄を過ぎると、まばらになった。

160 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/24 12:55:16
突然背後から目をふさがれた。僕は反射的に背後のやつに肘を見舞った。
「げふっ!」
背後から聞こえたのは奈美の声だった…。
後で聞いたのだが、奈美は単に背後からついてきていて僕をおどかそうとしただけだったのだ。
奈美は白目をむいて涎をたらし失禁までして完全に気を失ってしまった。
僕は護身術や格闘技など全く経験がないのに、見事に急所に入ってしまったらしい。


161 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/24 17:24:01
「そんな私にカルパッチョ!」
「そんな私にカルパッチョ!」
「そんな私にカルパッチョ!」
「そんな私にカルパッチョ!」

「・・・いいから踊り狂え」

162 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/24 19:21:30
そして俺は自分の足に一本足頭突きを何回も繰り出した。

163 名前:ぞうさん ◆zoksD6O54M :04/10/25 02:04:35
父を見るたび、子供のように甘えられたらと思う。

本当は甘えたいのだ。
一度子供にかえって これまで積み上げてきた無意味な毎日を きれいさっぱり忘れてしまおう
そうしたらどんなに良いだろう。 どんなにすっきりするだろう。

―――――いや、すっきりなどするまい。 なぜなら、きっと父も子供に帰りたいのだから。

そう、恐らくみんなが子供に帰りたい。 だから自分ひとりが甘えてるのはいけない。
あたしたちは そうやってみんな少しづつ弱いけど それでも助け合って生きてるんだ。 だから自分だけ・・・なんて考えちゃいけない。

父の背中が大きいのは、父一人のせいではないのだ。

164 名前:ぞうさん ◆zoksD6O54M :04/10/25 02:25:20
隣の部屋の関本くんが死んだ。交通事故だった。
遺族などは一人もなく、彼が真に天涯孤独であったことを そこで初めて実感することになった。

私はなんて馬鹿だったのだろう。 彼のなにを知ったつもりだったのだろう。 

正直に告白しよう。 私は彼を軽視していた。 ただアパートの隣人の人の良いお兄さん程度にしか考えていなかった。
だから彼との世間話も 彼の身の上話も 彼の熱烈な誘いも ありとあらゆることが日常の雑事の中に消えていった。
それを後悔してはいない   ――――はずだ。

では、いったい何が悲しくて泣いているのだろう。

私は知っている。 彼のまっすぐさを。 素直さを。 ひた向きさを。 誠実さを。 その美しさを。
そう、私だけが知っている。    ―――――なぜ、私だけが。

それが悔しくてならない。 けど、私は泣くことを許されていない。 私はかれを拒絶したから。

それで泣くなんて 虫が良すぎる・・・    一人部屋で声を殺して泣いた。 きっと他の誰でもない自分のために。

「愛してやれなくて、ごめんなさい」 こんなセリフ 吐き気がした。 
 

165 名前:ぞうさん ◆zoksD6O54M :04/10/25 02:42:44
彼は子供のことなど 愛していなかったと思う。

父親としての役割を果たそうと それだけに必死なあまり 愛することを忘れてしまったのだ。

でもそれは彼のせいだけじゃない。 自分にも責任があることを私は知っている。 知っていて 彼を捨てたのだ。

仕事中に銃で撃たれ、運よく命は取り留めたものの 両足とも不自由になった彼の刑事人生は終わっていた。
これまで仕事・仕事で 家庭を顧みなかった夫が とつぜん家庭に転がり込んできても居場所なんてない。
両足と仕事を失った夫に 明るい未来を見るなんて無理だった。
幸い、私はまだ若い。 いくらでもやり直しが効く。 でも、そのためには夫が邪魔だった。

―――――後ろめたいけど、謝ったりしない。 私は幸福になりたいだけ。 幸福を求めて何がいけないの? ねえ、なんでそんな目で見るの?  

166 名前:ぞうさん ◆zoksD6O54M :04/10/25 02:57:14
ボタンがある。 何も考えず、とりあえず押す。 そこから先の記憶はまったくない。

―――あるとき、畑を耕す音に目が覚めた。 目の前にたくさんの農夫達が汗を流していた。
        しかしどこかおかしい、それもそのはず 耕されてるのは私自身だった。 あるとき私は肥沃な大地だった。

――――そしてまた別のあるとき、友達に呼ばれ体育館倉庫に連れ込まれる。そこで案の定ボコボコにされて死にたい気分のまま家に帰る。
        しかしどこかおかしい、それもそのはず 私には友達など居なかったのだから。 あるとき私は繰り返す幽霊だった。

――――それから別のあるときのこと、天に青い絵の具をぶちまける 太陽に焼けれて赤い。
        しかしどこかおかしい、それもそのはず ありとあらゆるものが影響しあっていたから。 あるとき私はあらゆる調和のつながりにいた。

さあ、次のボタンを押そう。

167 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/25 21:22:18
友人Mが大学生だったころのお話です。
Mはばくはつしました。なぜって、受験のストレスにやられてしまったからです。
母親の話によると、昨日の夜にMの部屋から煙が出てきて、不審に思って
中に入ってみるとパソコンの前でばくはつしているMがいたそうです。
母親が、これは夢じゃないかと疑いながらパソコンの画面を覗き込むと、妙な文字列が。

ソッポイポに該当するページが見つかりませんでした。
"ソッポイポ"を含むページは見つかりませんでした。

168 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/25 21:31:59
「はぁー、南の島いきてーなー・・・。」
まさか、その時はMの一言でほんとにいくなんて思わなかった・・。


169 名前:紫梅チン ◆XxOoOoUTx. :04/10/25 22:13:52
「決まったぜギョニソキック!」
バックステップしながら軽やかに叫ぶ。
「甘いなショウちゃん」
「何!?」
「ガブリエルアリアェエエエエエエ!!!」
「ショウちゃんの動きが止まったぞ!」


170 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/25 22:16:43
「俺は…地獄から舞い戻った…狂牛病ゾンビの…マイク・J・コッシャーだ…
 さあ…俺の前に平伏すがいい…」

シナリオデザイナーのやつ、気でも狂ったな。

171 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/25 23:33:51
人がゴミのようだ!!

172 名前:ぞうさん ◆zoksD6O54M :04/10/26 01:43:19
「世界は誰のためにでもなく ただ存在してるんだね。」

熱にうなされて 突然そんなことを言うから 私は驚いて「いや、あたしはここにいるじゃん」って

そしたらあなた「そっか、なるほどね」ってこれまで見たことない優しい表情でわらって「それなら安心して眠れるね」だと。

何なんだろなぁ この人は。 こっちは真剣に心配してるのにさ。 あ、まだ笑ってる。

   「ねえ、平気?」 「・・・あ、でもそれってさ・・・えーと・・」  

なに、まだその話し続いてたの? とわたしが返事するとこを彼は強引に「家族って事だよな。」と続けた。  

173 名前:ぞうさん ◆zoksD6O54M :04/10/26 01:57:25
恋愛が良いと思う。

それは子供の頃に聞かされたおとぎ話のようなものだ。 ――――僕にとって

 「僕が存在することで この世界にどんな意味があるって言うのか。」

こんなバカバカしいこと 考えながら生きていたくない。 いつまでも子供じゃないんだ。

だから恋愛が良いと思った。

でもそれは 恋愛とは何かを知らない証拠だったんだ。 バカだったよ。

問題は今も何も変わらずあって。 悩みは続いてる。 それなのに―――生きていける。

だから、今日までのあらゆる日々に感謝を。 虫けらのように踏みつけられる日々に愛を。  

174 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/27 00:05:41
「とげぬき地蔵って、どこにあるかわかります?」
私の思いは杞憂だった。若者はあまり真面目そうではないのに
叮嚀な態度で、少し微笑ましくて嬉しくなった。
しかし私はとげぬき地蔵までの道をうまく説明できず、何度も
言い直す。今度はちゃんと通じたかな。間違っていたらどうしよう。
「やっぱりお年寄りが多いですか?」 「最近は若い人も多いですよ。」
笑いあった。彼も、孫になるためにここに来たのだろうか。
ふと亡くした祖母のことを思い出して、
どうにも最後の一本であるたばこを無駄にしてしまった。

175 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/27 00:08:14
教室のドアを勢いよく開けてトイレにダッシュ。
俺は間に合うのか!?
尻の穴がはちきれんばかりに踊り狂っていた。

176 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/27 00:45:33
だが父はカレーを食うのをやめなかった…

177 名前:ぞうさん ◆zoksD6O54M :04/10/27 00:56:49
祖父が死んだ。 それはもう本当に昔のことだ。

自分に祖父がいたことを なんとなく忘れていて 今思い出した。

気まぐれに思い出された祖父の存在は それ以上どの記憶にも 想いにも 感情にもつながることなく

ただ曖昧に浮かび、消えていった。 

――――もしかそれは酷く悲しいことなのだろう。 そう思い立ったのは 友人の祖父との思い出を聞いているときだ。

夏が来て 祖父母の下へ 少し古い家 笑顔の出迎え 夕暮れの沼で釣りを習う 戸惑うけど悪い気はしない幸せな日々

・・・それは美化しすぎだろうか。 ああちがう、そういうことじゃない。 僕のことはどうでも良い。

悲しいのは僕じゃなく、きっと祖父の方なんだ。    

178 名前:ぞうさん ◆zoksD6O54M :04/10/27 01:02:40
忘れていた約束が 放置された虫歯のように痛くて 目が覚めた。
いつだって気がつくのが遅いんだよ でもその約束ならもういいんだ きっと


179 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/27 02:34:11
満足気な顔付きで彼は続けた。
「哲学なんて役にたたねぇ。」
ソクラテス信仰の俺はブチ切れた。

180 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/27 03:36:10
だの口癖だ。そんな事気にしている場合ではない。
私は主任の残したコーヒーを流しの上に繁る肉付きのいいアロエの植木鉢に静かに注いでみた。

まだ明るい公園沿いの並木道、私は縁の厚い眼鏡を外して歩いてみた。
今度行われる試験の特性上、少しでも目の疲れを取っておきたい。
少し

181 名前:ぞうさん ◆zoksD6O54M :04/10/27 18:02:03
>>177
それは幸せな空想。 幸福なことは故人が死んでいることだ。

その幸福は無論、生きているものにとってである。 

つまり >>177その悲しみは「ジジイは天国で悲しんでいるだろう」という憶測に基づいた

生きている者の 勝手で幸せな空想であるのは 言わずもがなだろう。

さすれば 死んだものにとっても 幸福といえるのではないか。

案外 幸せの実相とは こうした思い込みの噛み合せによるのかもしれない。

「知らぬが仏」とはよく言ったものだ。

182 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/27 23:25:24
奈美をひとまずベッドに寝かせようと抱え上げたところで、廊下を誰かの足音がこの部屋の方に近づいてきた。
死んだようにぐったりしている奈美と、それをどこかへ運ぼうとしている僕。
近づいてくるのが誰かは分からないが、この状況を他人に見られたらあらぬ誤解を受けるのは太陽を見るより明らかだ。
下手をすれば問答無用で犯人扱いされてストックで一突きということも…。
運の悪いことに、入り口のドアは少し開いたままになっていた。
それから一秒もしないうちに、ドアの隙間から誰かがこっちを覗いたのが見えた。
僕の脳はフル回転で、この状況を誤解のないように説明する方法を必死に考えていた。

183 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/27 23:35:52
だが彼は動かなかった。あ、と呟き後ずさりしたかけなしはただ前を凝

184 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/27 23:50:10
残ったのは俺と、カタコトで喋る変な外人だけだった。
「ワタシ、死ニゴザイマスカ。ジョーイ言ッテマシタ」
確かに、物語どおりだとすれば次に彼が死んで、俺が生き残る。
何と言葉をかけていいのだろう…
「ダイジョウブ。フレッド、俺ガ、タスケル」
なぜか俺までカタコトで喋ってしまった。こんなときに大失態だ。

185 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/28 01:45:20
さようなら姉さん、僕は貴族です。

186 名前:ぞうさん ◆zoksD6O54M :04/10/28 02:13:53
彼女が泣くと 僕も悲しい それを彼女は非難した。

「あんたなんかに私の何がわかるって言うの? わかったフリしないで 安っぽい同情は迷惑だわ」

そういって非難する彼女は たぶん泣いていた。 僕は「うん、そうだね」とだけ言い その場を去った。

断っておくけど彼女はバカじゃない 僕に悪気がないことを知っているし きっと後で後悔するだろう。

僕に当り散らすことで 気持ちが少しは晴れたかもしれない けど、僕は悲しむ彼女にいらぬ負担をかけただけじゃないか。

それでも、自分が心配していることを伝えたかった―――――なんて浅はか なんて醜悪

こんな自分がたまらなく嫌になった。

もう少ししたら たぶん(いや殆ど確実に)彼女は謝りに来る 憔悴した顔で。 

そんなのは見たくないし、何より その時どんな顔をして彼女に会えばいいのか 本当にわからない。 とにかくごめんなさい。

187 名前:ぞうさん ◆zoksD6O54M :04/10/28 04:16:16
たしかに鍵を失くしてしまっていた。 

「ね、鍵ないでしょ?」と見ず知らずのクラスメートは嬉しそうに言う。
拾ってくれたのはありがたいが どうせなら昨日の内に渡してほしかったな と失礼ながら思ってしまう。
「よく僕のだって分かったね、ありがとう」そう言って気がついた。
鍵には持ち主が知れるような物はついていない なのに彼女は僕のものだと知っていた。
ということは 僕が鍵を落としたところを 彼女は見ていたことになる。
だったらなぜすぐに渡してくれなかったんだろう。

「わかるわよ、だって私が盗ったんだもん」
「―――は?」

え、なんで? わけがわからない。
「黙って借りてごめんね、じゃあまた」
「―――え?」

それが合鍵を作るためだとわかったのは 僕が部屋に帰ってからのことだった。

188 名前:ぞうさん ◆zoksD6O54M :04/10/28 04:39:49
私はいま ある古典的な窮地に陥っている。
すなわち「紙がないのだ」トイレに。

ふざけるなと思う。前にこの便所に入った奴。
その「自分だけ安全ならいい」という 他人への無関心さに吐き気がした。
憤りは憤怒を超え 新たなる便意を我が肛門へ誘い込むようであった。

あるいは清掃のオバちゃん(オジイかもしれないが)
あなたの職務の怠慢が招いたこの悲劇を どう言い訳するのか。
あなたの仕事は地味だが 怠けていいほど気楽なものではない 
なぜなら人類である以上 老若男女あらゆる人々が糞を垂れるのは絶対の宇宙の法則であり不可逆的流れなのだから。
ああ、君よ 垂れ流し しかるべき後 拭き取る幸福を噛み締めるが良い。
私はここで呪いの詩を詠おう。 全人類の便所へ この想い―――――とどけ!

189 名前: ◆KIRA/DnCJs :04/10/28 10:49:37
俺が召還したピンクの動物風船には、芥川が絡まっていた。芥川の首は昨日とは逆方向に歪んでいる。
俺「おはよー芥川。その首どうした?」
芥川「ああ、これ寝違えちゃってねー」
芥川は口から緑色の汁を吐き出しながら答えた。
その瞬間予鈴が鳴ったので、俺は芥川の首ごと動物風船を捕まえてこう言った。
「大至急、教室まで!!」
動物風船は俺とともに空へ舞い上がり、教室の窓へ飛んでいった。芥川の口から飛び出していた汁は虹色に変化した。


190 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/28 20:39:29
驚いたことに、部屋に入ってきたのは三樹さんだった。
そう、犯人に殴られさっき死んでいたはずの…。
脈だけでなく、心臓も止まっているのを確認したのだ。
「ああ、言ってなかったね。俺は長生きするためにいつも心臓を止めて寝てるんだ」
三樹さんは快活に笑いながら言った。
「…ところで、奈美ちゃんは一体どうしたんだい」
三樹さんは僕が抱えている奈美に当然気付いて当然の質問をしてきた。
「見たところ、ここでたった今倒れたばかりのようだね」
床にはまだ温かそうな涎と失禁の跡が残っている…。
幸いなことに三樹さんは冷静に話を聞いてくれそうな気配だったので、
僕はついさっき起こったことを正直に話してみることにした。

191 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/28 20:40:30
田中くんが・・・・田中くんが・・・・・
不良になりました・・・・・・・・・・・・・・・・

192 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/28 20:41:59
「まあデオよりはカラオケだな 」
高田がそう証言すると検察は大いに怒り狂った
してやったり、三枝弁護士はほくそ笑んだ

193 名前:紫梅チン ◆XxOoOoUTx. :04/10/28 23:44:17
今日も2ちゃんねる
明日で約束の今週が終わる
何も用意してない きっと明日も行かないだろう
最低だ クズだ そんな事を平気で言える
なのに、なのに僕は今何をしている?
わかってる、いや全然わかってない
これまで順調にきてたのが不思議だ
どうなるんだろう 最悪のケースが生々しく浮かぶ
とりあえず、日付が変わる頃にビデオを借りにいこう
そんな簡単な事に未来を託す
もしこれができれば僕は大丈夫 できなきゃ終わりだ


194 名前:あるじゃじーら田中 :04/10/29 08:47:18
俺は手にした愛刀〔味道楽〕を握りしめた。
奴に一撃でも食らわせたい!俺は思った!

ふと、奴が俺から目をそらした。上空を飛んでいるカラスの糞が奴のそばに落ちたのだ。

チャンス!俺は叫びながら奴に上段から斬りつけた・・・・
え?・・・俺の目の前が一瞬にして暗くなったと、思ったと同時に腹に激痛がはしる。

195 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/30 22:38:34
娘が朝からうるさい。どうやら彼氏とデートらしい。
それは一向に構わないのだが、
中学生の妹の下着を着けていくのはいかがなものか。
私は鼻血を拭って、とりあえず会社に行くふりをした。

196 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/31 01:02:38
エロスは激怒した。この傍若無人の

197 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/31 01:30:31
宇宙に愛はあるのかと

198 名前:紫梅チン ◆XxOoOoUTx. :04/10/31 03:34:09
..        た
..        の
..        で
..        し
   つ    た
   づ     。
   く
    

199 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/31 21:09:27
三樹さんは僕の話を信じてくれた。
「奈美ちゃんには災難だったね。まあ、人殺しがうろついてるかもしれないこんな状況で
 人を背後から驚かす方も驚かす方だと思うよ」
三樹さんも手伝ってくれて、無事に奈美をベッドに運んだ。
落ち着いた僕は思わず言った。
「よかった…三樹さんが信じてくれて。僕が犯人だって言われるんじゃないかと
 正直気が気でなかったんです」
三樹さんはまた笑った。
「だって、君が犯人じゃないことは俺が一番よく知ってるからね」
三樹さんの声にかすかな変化があったのは気のせいだろうか。

200 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/10/31 22:31:51
赤シャツと野だは一生懸命肥料を釣っているのだ。

201 名前:ぞうさん ◆zoksD6O54M :04/10/31 22:59:46
木と闇だけで構成された風景の中 ここには誰もいないだろう事を確認する。 
ただ自分のために。

ふかく息を吸い込む。 その時はじめて これが最後の深呼吸になるだろうと決意した。 

もう少しマシな気持ちで 毎日を生きて行けたら あるいは   ―――いやもう、考えるのに疲れたんだ。
TVから流れる喧しい雑音を消すように 思考をぷちっと切ってしまおう。 それが僕の決断。
不思議とまったく怖くない。   

嗚呼、それにしても ―――――なんて なんて静かな場所だろう。 

僕の姿は闇にすっぽりと包まれ 隠されて 暖められるように 守られるように 
それはあたかも母の胎内で安らかな呼吸を続ける胎児のように ただ安らいでいた
そこでは生と死は同様に意味がない。
ここには誰もいない。 

・・・

目を覚ますと朝だった 人生のなかでもっとも最良で もっとも最悪の目覚めを向かえる 
それは同時に生まれ変わって 新たな誕生を迎えたことを意味していた。
(僕は死んで生まれ変わったのか それともただ単に寝入って目覚めただけなのか それは問題ではない)
(問題なのは目覚めた先があいもかわらず この世だったという事実だ) 

202 名前:ぞうさん ◆zoksD6O54M :04/10/31 23:33:18
妹の下着が盗まれてるらしい。

妹は俺に下着を見せるのを極度に嫌う。 
学校から帰ると自分の下着を持ってコインランドリーに走るという徹底ぶりだ。
(もちろん下着は紙袋に包んで見えないようにしてある)
それが恥ずかしいからなのか、人のことを変態か何かと思ってるからなのか
その辺はよくわからないのだが とにかく妹にはそういう性癖がある。
少し潔癖症過ぎるよな。 
子供の頃みたく迂闊に妹に部屋には立ち寄ったら 泣き叫んだりするんだろうか。 
兄としてはなんだか寂しい気もする。

――――まあ、そんなことはどうでも良い。
問題はコインランドリーの下着泥棒だ。  

いや、コインランドリーの利用をやめれば即刻問題は解決なわけだが 妹はその案には不服らしい。
(というか大いに不満らしく危なく泣かすところだった)
でも、まあこういうときに頼られるのも悪い気はしない。
普段あんまり会話しない分、なんとなく嬉しくなってしまう。 

203 名前:大佐 :04/11/01 03:59:21
24時間すべてをキラに捧げる俺、アスラン・ザラの一日はまずキラブリッジをすることから始まる。
(これをやらないと俺の一日のモチベーションが上がらないのだ)
俺専用のPCの画面一杯に映し出されたキラタンが俺のおかずとなる。
そして今日もティッシュ片手にブリッジの体勢で【自主規制】
『ああ〜!キラッ!アスラン・ザラ出る!!!』(絶叫
俺が絶頂に達しようとするそのとき
『アスラン様・・・どうなさったのですか?』
振り向くと閉まっていたはずの俺の真後ろのドアが開けられていた。

204 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/11/01 23:28:19
ヘリコプターという大技に挑戦するも「ボキッ」という音と共に
彼 は 不 能 に な っ た 

205 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/11/04 13:55:16
センせーィ、益田くんがトイレいきたいそうでーす!!

206 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/11/04 22:26:50
ああ、ここにいたかちょっと来てくれ。
お前に弟か妹が出来るそうだ。


207 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/11/05 22:59:39
不良とは、優しさのことじゃないかしら。

208 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/11/05 23:19:46
妙な夢だった。わたしが何度も死ぬ夢。
いろんな死に様を体験するのは面白くもなかったけれど、つまらないわけでもなかった。
だって痛みもなかったし、だれかの悲しむ姿を見るまえに次の場面にかわっていたから。
わたしは自分の死を傍観して、衝動みたいなものを満たしていた。
死ねばいい。とか、思っていた。もっと華やかに、もっと煌びやかに。
…不健全な欲望を思い知らされて、それはイヤだったし、後ろめたかった。
でも、告白すれば……わたしは殺されて、少し倖せだった。飽きるまで見ていたい、と思った。

209 名前:紫梅チン ◆XxOoOoUTx. :04/11/05 23:45:17
こっちはおしっこ漏れそうなん我慢してんねんぞ!
はよせえや、はよもってこいやボケが・・・・
あぁぁぁもうええわ、そのままもってこいや
え?だからこっちでやるから・・・はよもってこいつってんのがわからんのかウスノロ!
それもってきたらあとは自殺でもなんでもしたらええからはよせえやボケが 
怒ったニャーーーーーーーーー ニャンニャン^^

210 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/11/06 00:08:09
今日が母の誕生日であると気づいたのは、もう23時30分を回った頃だった。
だが、そんなことはどうでもいい。
とにかくエロ動画だ。
俺はIEのお気に入りを開くと「2ちゃんねる」の電波板をトリプルクリックした。
普通のクリックでは電波板にしか行けないが、これでエロ電波板へと行けるのだ。

211 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/11/06 00:38:26
不純な気持ちではいけない。しかし自分には我慢出来るかどうか・・・
私はそっと手を伸ばした。頭の中を真っ白にして、
しかし私はそんなに強い人間ではなかった。次の瞬間

212 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/11/06 00:42:12
眉根を顰めたクレメンスは、小脇に抱えたクリスマスケーキを
おもむろに食べ始めた
「oh!it’s carry!!」
彼は泣いた

213 名前:ヒットマン :04/11/06 01:36:47
名を孫正義と言った。
その男はおもむろに小切手を取り出し、何やら書き込むと私にそれを渡した。
「パン・タロン」

214 名前:黒月 :04/11/06 22:14:04
「なんのため?」
「なんのために、僕はこの仮初めの生活を選んだ?」
「少なくとも、君を泣かせる為じゃなかったってことだけだ」
「でも」
「結果は、こうなった」
 君を
  泣かせた

215 名前:ぞうさん ◆zoksD6O54M :04/11/07 00:30:12
幼いころから病弱だった。 
そのためか 手足は白鳥の首のようにほっそりとして 肌は真っ白だった。
しかし 彼女の大きな瞳は 強い意志の輝きに満ち 一見ひ弱に見える彼女を その何倍も強く見せていた。

216 名前:ぞうさん ◆zoksD6O54M :04/11/07 02:14:30
要するに彼女と二人きり 一緒にいればいいのだ。
この男の話を要約するとそういうことになる。

―――予想はしていたが あまりにもその通りだと 悪い冗談のように聞こえてくる。
すべての様子が演技がかって見えてくる。 
たとえばメニューを聞いてくる店員の態度は酷く機械的だし 
目の前のこの男の話し方は「後輩を可愛がる先輩」という役目を与えられた演技だ。
お手軽な感情のパック詰めを目の前に並べられてるようだった。
それは野蛮なコンクリートジャングルで培われた 「本能」なのだろうと思う。
型と型で付き合っていくうちに 自由で柔軟な心の上に分厚い膜ができたような。
「演技」という膜。 それがこの世界の新しい本能。 孤立すべき不自由な魂。

酒によってその膜が剥がれる瞬間がある。 
50〜60になろうというジイさんが 酔っ払ってはしゃぐ姿を見たことがあるだろうか?
酷くぎこちない 無様な姿だ。 自由に心を羽ばたかせるの忘れ 錆び付いた羽は 
一瞬の酒によって 呼び覚まされるが 飛ぶことを忘れた羽は 世間の目という重力に負け
――――いや、羽ばたく事すら適わず 墜落も飛行もできずに 地べたで蠢くだけの醜態をさらす。

217 名前:ぞうさん ◆zoksD6O54M :04/11/07 02:29:50
>>216つづき

この男は僕と彼女の関係を「心配」してくれている。
お節介なことには 頼んでもないのに 相談に乗ってくれてる始末だ。

―――いや、彼は心配など微塵もしていない。
はっきり言って迷惑この上ないこの「相談」は ほとんど事情聴取に終始していた。
その結果が「彼女と二人きり 一緒にいればいい」というアドバイスだった。

要するに彼は猥談が目的なのだ。 本当に迷惑な ありきたりな話だ。

この男が物事をどう見ているのか そんなことは知らない どうでもよい。
ただ、こいつの勝手な世界観を僕の脳内に無理やりブチ込むのだけはやめて欲しかった。
僕の感情に 変な方向性を持たせて 「俺が恋のキューピッドだ!」みたいな態度で したり顔で 
権威だてられた 誰もが知ってる名言集で 脳内が支配されて 自分がいなくなるような。
ああ、とにかく 僕は自分で決めたいんだ。 
勝手にごちゃごちゃ言わないで欲しい!

そう苛立つ僕は あるいは 初恋を冷やかされる少年のようだった。 

218 名前:ぞうさん ◆zoksD6O54M :04/11/07 02:37:11
「つまり、結局さ・・・」

「うん、子供だったんだね」

そうはっきり言い返されても 怒れなかった。 
子供だといわれて それに反発するのは子供のすることだ。
――――が、しかし 自分の選んだ道は間違ってなかったと そう心の底から信じられるから

「ちがう、子供なんだよ」

僕は言い返した。

219 名前:ぞうさん ◆zoksD6O54M :04/11/07 02:58:25
身の程をわきまえろ。

気に入らない。
この言葉の指す意味 「弱者は地に這い生きよ」 気に入らない。
これが子供の感情なのだろうか。
社会は強者と弱者を作り出さないようにはできていない。むしろ逆だ。
その様子からすると 世の大人たちは この言葉をしぶしぶ受け入れてる。

どうせなら「弱者も強者も手を取り合って生きよ。」という世の中に生きたい。
世の中には実際そういう善の面がある。大いなる善だ。
そのおかげで盲目の人も、知的障害者の人も、子供も、老人も生きていけるのだ。

その子供は親から大いに甘やかされて生きている。
それすら気がつかないくらい甘やかされて生きている。
それは案外 自分のことなのかもしれない。
それは案外 この国のことなのかもしれない。地球に生きるすべての人なのかもしれない。
覚める前のまどろみの夢の中で 毛布に包まれていたいのは僕だけじゃない。
でも それじゃあ 未来に対してなんら発言することはできない。
自分の運命を自分でコントロールするようには 到底なれない。
身の程など考える必要はないのだ。 ただ真実が伴わないだけなのだから。
だとするならば 無意味な雑音だらけになるのではないか?
そうか、安心した やつらも雑音しか出さない。

220 名前:ぞうさん ◆zoksD6O54M :04/11/07 03:16:34
嬲り者にされ世界中からツバを吐きかけられる毎日。

底辺の生活とは本当にそんなものなのか。
ホームレスに金を恵むのは必要なことなのか。
ただ優しさだけは悪にはなれない。 責める事はできても、それは悪じゃない。

悪魔を倒す旅に出た男とは私のことだ。
古今東西あらゆる鬼を打ち負かしていた私でさえ なにが本当の悪魔なのか皆目見当もつかない。
ただ自滅していく人々には 魔眼ではなく人々自身の優しさが必要なことは確かだ。
そう 実際世界は私などいなくとも きちんとバランスを保っている。
そのバランスには日々驚嘆するばかりである。
優しさと欺瞞を上手にえり分け 時には忘却し 時には思い出したように整合性を主張し
その間 なんだかんだと死んでゆく人々は 誰に殺されたのかもワカラン。
自分たちがどんな選択をしたのかさえ よくワカラン。
ああ、私も自分がやっていることがどんなことなのか 実はよくワカランのだ。

(死刑囚の日記より抜粋)

221 名前:ぞうさん ◆zoksD6O54M :04/11/07 03:27:23
塀に白いペンキを塗っていると そこに鳥が止まった。
くろい大きなカラスだ。

私は少し怖くなって 体を反らしながら言った

「そんな所にいると カモメになっちゃうわよ」

するとカラスは突然「カア」と鳴くや否や わたしの持つペンキのバケツに突っ込んできた。
すべてが一瞬のことで 避けられるはずもなく カラスと私は一緒にカモメになった。 ――もちろん色だけだが。


222 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/11/07 14:20:32
「なんてことだ…」
僕は新聞を見つめながら、瓦礫の中に呆然と立ち尽くした。
乾いた唇が微かに震えているのを感じる。
「そんな…馬鹿な…」
2004年11月10日。新聞の日付は『あの日』を記していた。
「そういうことだったのか…だから、ああ…」
一面記事。そして、それに添えられた写真。
「亜紀…」
誰もいない町の真ん中で、僕は憎々しいほど晴れた空に小さく呟いた。
生きている皮膚の上を伝って落ちた涙は、乾いた地面に染み込んで消えた。

223 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/11/07 19:25:56
今日もラジオ体操をやって、整体に行った。
先生がテクニシャンで、ケツ揉まれたら勃起してしまった。
「…反応してる?」
ヤバイ、ホモだと思われたかも…。
女なのに…。

224 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/11/07 23:12:06
>>150 postal!それもweekend・・・ 
 フッこの板らしいがな・・・


225 名前:黒月 :04/11/08 02:24:09
八つ当たりだ。頭では分かってる。でも、感情が止められない。
こいつらは間接的な関係はあるが、直接の原因じゃあない。
潰す潰すツブス 切り裂き 引き剥がし 焼き尽くす
徒を殲滅しても、心が晴れるわけない。むしろ、自分が生きている世界を
再確認して、それが更にやり場の無い憎悪を生む。
「足りない」
思いついた。この憎しみを、不条理な怒りをぶつけるうってつけの獲物が、いるじゃないか。
王がいる。自分ひとりで王を討滅すればいい。
そうすればあいつは、俺の心配なんてしなくて済むようになる。
心配しすぎるから、こんなことになったんだ。

226 名前:ぞうさん ◆zoksD6O54M :04/11/08 04:58:34
大丈夫。あなたの人生にはセーブポイントを設けてある。
いつでも戻ってやり直すといい。
もっとも それを「やり直してる」と意識することができたらの話だがね。
記憶は物質的なものだから 魂には残らない。 
泣く事なんてないよ。 これはそのためのシステムなんだから。
みんなが後悔しない様にセーブポイントを設けたんだ。
でもみんな 自分が何回ロードしてるか知って ギョッとするんだ。
「まるで自分の人生に囚われてるみたいだ」 そう言ってたよ。 
どうしてだろ、泣く事なんかないのに。 

そう、泣く必要など どこにもない。(それは意味がないから)
波動関数が収束する。

227 名前:黒月 :04/11/08 21:40:32
その後は急いで着替えて、走って帰った。一度も振り返らなかった。
さっきまで起きていたことが、本当に異次元で起きていたものと自分に言い聞かせるかのように。
「――それで、あいつクラゲを引きちぎっちゃってさ」
 席についてもいくらかの喧騒が起こった。
 机の傷を見つめて考える。
 実は、ゆうべの出来事はすべて夢か幻だったのでないか。
 正直なところ、そんな気もしてくる。なにしろすべてがあまりにも荒唐無稽だ。
夜のプールで出会った女の子と、極低術力限界値症候群と、謎の男。あの二人は正体不明。物的証拠はゼロ。


228 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/11/08 23:23:22
念願のデパート建設まであと一歩まで・・・しかし現実は甘くなかった。
庄一郎は膝から崩れ落ちた。
「何故だ!僕は働いた。努力して努力して・・・」
「フフフ、残念だったな。でもこの土地は俺のモノだ。」


229 名前:ぞうさん ◆zoksD6O54M :04/11/09 22:06:44
握ったままの手を ポケットに突っ込むと すぐさまこう言った。

「だって、こんなに寒い夜だから」     「だって、こんなに寒い夜だから」
「・・・なにそれ?」           「ふふふ、今ちょっと恥ずかしかったでしょ?」
「歌の歌詞かな?」            「・・・すこし」
「きっとビジュアル系ね」         「恥ずかしがる位なら なんでそんなこと言っちゃうの?」
「こう、アコギが命って感じの?」     私はからかうように言った。
「・・それのどこがビジュアル系なの?」  彼はくすぐったそうに目を細めながら 
「ビジュアルはCG任せなんだよ」     それでも手を離すことはなかった。
「ああ、ガッツ石松ね」          いつまでも。
「・・・CG?」             いつまでも。  
「ええ、そうとしか考えられないわ」    
「で、ゴリラズのメンバーなんだ」
「そうよ」
「ありきたりなオチにびっくりだ」
「いいのよ、どうせみんなわからないだろうし デーモンのハゲはオアシスに食われてしまえばいいのよ このブルジョワジーめ!」
「君とはもう別れるよ。料理もできないし。家に砂糖も置いてないとわかった時に 別れるべきだったよ」
「親の遺言で 家はガムシロップしか認めないの 残念だわ とりあえず クリスマスプレゼントだけ置いて 帰って」
「残念だよ はいこれ」
「・・・ ガムシロップ?!」
「開けてごらん」
「・・・中に・・・指輪?」
「どうでもいいけど長いよ 面白くないんだから 誰かはやく このテープ切ってくれない? ほらそこ・・」

230 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/11/11 01:05:00
ヤングマンの死体だーーーーーー。
落ち着け、まず落ち着くんだ。台所に行き水をゴクリと飲んだ後、
私は今後について考えた。ヤングマンと私の仲はけして良くなかった。

231 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/11/11 12:59:57
ボランティアしかすることのない若者が増えているのも、きっと奴のせいに決まっている。
だから勇者である俺が奴を倒さねばならない。
しかし俺はまだ若い。馬で言うと3歳牡馬。このままでは逆立ちしても勝てないだろう。
まず仲間を探すために職安へと足を運んだ。

232 名前:クマーの肝っ玉母ちゃん :04/11/11 13:21:21
「みんな、熊の鍋ができあがったわよ!!」

233 名前:ぞうさん ◆zoksD6O54M :04/11/11 13:25:00
>>229のはじめの文章

私の手を握ったままの手をポケットへ…

というべきだったなぁ。あれじゃ意味わかんないよね。

234 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/11/11 17:14:44
一方その頃、ひろしは

235 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/11/11 18:52:51
だて巻きの臭いを嗅ぎながら里美は思った
エスカレーターの横にぶら下がっている三角のプラ板は何なのかしら

236 名前:松浦淳 ◆JUNs8/hHj6 :04/11/12 02:49:36
ヒカル胸板に人生の岐路を見た

237 名前:紫梅チン ◆XxOoOoUTx. :04/11/12 08:18:50
佐藤さんはいやらしい。分かってて僕のほうを見てるんだ。

238 名前:ミッチー ◆Michy/YYVw :04/11/14 01:58:48
ここは見れるな

239 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/11/15 21:17:02
知らない人には気をつけたほうがいいと思う。
相手が俺でなければ、出会った瞬間に斬られていたかもしれないというのに。
水色のワンピースと、頭に真っ白いリボンを着けた女の子。
ボンデージでも全裸でもなかったので俺は落胆した。

何の用だろう。金を貸すのはお断りだ。
かといって乳首を貸してくれと言われても、片方しか貸せない。
だが肉棒でよければいくらでも貸せる。言うまでもなく、無期限、無利子、無担保だ。
そのかわり催促はする。何かしら催促はする。

240 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/11/16 20:47:22
ぴいぴいちゃんは、おともだちのぷうちゃんにでんわをしました。
「あのね、おたんじょうびぷれぜんとのおはなを、かばさんがたべてしまったの」
ぷうちゃんはこまってしまいました。なぜならあのおはなは、ひっこりからかりてきたものだたっからです。


241 名前:紫梅チン ◆XxOoOoUTx. :04/11/17 06:01:33
失意にはヤケ食ヤケ飲みいがつきものだ。僕は牛丼屋で大盛りとカレーとビールを頼んだ。
ビールを一気に半分ぐらい飲み干した。急いで丼を掻きこむ。
むせたっていい。むせて喉に詰まって死んでしまえばいい。
向いの席の女性をあからさまに視姦する。目が合い鼻で笑い、
見せ付けるようにしてカレー食べる。まるでカレーを犯しているかのように食べる。
店を出てすぐ真っ赤な顔しながら隣のコンビニで安いカクテルを2本買う。
見てるだけで吐き気がするようなチョコレートケーキとクリームだらけのプリンも買った。
俺は陽気なボビ〜だぜ、ふわっふ〜♪そんなセリフを吐きながらいつもの部屋に着く。


242 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/11/19 22:10:08
三週目から彼女は講義に出席しなくなった。余程あのことがショックだったのだろう。
言うまでもなく、人間は卵生ではないし…それに、彼女は、処女だったそうだ。
しかし、僕たちが見たあれはイマジンの卵に違いないのだ。
血と濁水の塗りたくられた黄褐色の卵は、今も僕の眼に焼きついている。
「――いまここが夢ではないとはいえない、と知ったふうに語るのが
 昨今の流行のようですが、もし現実が夢だったとしても我々は
 夢を現実として生きるだけのことで、そんな懐疑は意味を為さないんですよ。――」
例の本を出した哲学者を遠まわしに批判しているつもりらしい。
インチキ講師の話は脱線したまま、仏教的世界観の続きに戻ってこない。
祐一は黙って席を立った。僕はノートを押しのけて机に突っ伏した。

243 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/11/21 00:55:33
そのとき良子は言った
「ああ私、貴方を見失いそう・・・」

244 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/11/21 02:43:34
「かんにん! かんにん! ・・・かん・・・・・・にん」
満子はそう叫びながら躰を右へ左へ動かした。いわゆる反復横跳びである。
いくら体力測定とはいえ、きよしのズンドコ節をBGMに運動できるものではない。
生徒たちは半ば呆れた様子で腰を振り続けた。

245 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/11/21 03:01:50
「お前が俺の純潔を奪ったんだ!」…と叫びながらラオウがケンシロウを平手打ちしました

246 名前:松浦淳 ◆JUNs8/hHj6 :04/11/25 03:20:08
冷蔵庫の低周波音が絶対音感のある善雄にとって苦痛以外の何者でもなかった。
それが冷蔵庫電源切れ中身腐敗事件の真相であると山久刑事は考えた。
しかし次の日善雄が高度数千Mのスカイダイビングに失敗して足を複雑骨折したのだ。
事件は迷宮入りとなった。

247 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/11/25 10:30:33
いくら僕がモンゴル人だからって、オムライスに「モンゴル」の文字はあんまりだ。
ケチャップをスプーンで丁寧にすくって、口に運んだ。かすかにモンゴルの味がした。
「田村家にようこそ。モンゴルより暑いかもしれないけれど、はやく日本に慣れてね」
僕は覚えたての日本語で「アリガトウ」と言った。
嬉しくも悲しくもないのに涙があふれてくる。「アリガトウ」とは、いい言葉だ。
「うわ、モンゴル泣いちゃったよ!」
田村さんのお子さんが僕を笑った。僕はオムライスを投げつけた。

248 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/11/25 22:31:54
自分は指先をそのふちにかけて持ち上げようとした。
ヒキがえるのようにふんばって、マンホールのふたを外そうとした。

あかない。
自分はマンホールの鉄面に耳をあてた。深い闇のそこから、
すすすすするるるるるるすすすすするるるるるる

自分はひどく耳を冷やし、凍傷にしたように貼り付けられた。
すると右折してきた右手に携帯電話を持ち通信しているおおきなトラックが
むむむむむるるるるるるむむむむむるるるるるる

自分は

249 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/11/28 15:47:06
またワタナベが語りだした。ハルコとニノは既に逃げてしまって私だけが残されている。卑怯者め・・・
「だからさ、究極の愛ってのはさ、ぼくぐらいの大人にならないとわからないわけ。」
頭痛がひどいから黙ってほしい。よせばいいのにワタナベは自分酔いを止めない。
ちょっと小説が売れたからって勘違いすんな。
姉が担当しているから怒らせるわけにもいかず、延々と続く「恋愛講座」を聞かされた。
「ところでユキちゃん、このあと空いてるかな。」
「はい?」
「予約とってあるんだ。すっごい夜景のキレイなホテル。」
ワタナベはどこかの部屋の鍵をちらつかせながら笑った。
私はブチ切れた。けど表情に出すわけにはいかない。
「いいですよ。」

250 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/11/28 16:07:30
そばつゆが宙に浮いた。
「まあきれい」

251 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/12/02 17:09:26
なんという事だ、頭に針金が刺さってしまったらしいその針金が今喉まで到達し
喉チンコに当ったコトで曲がり、私の奥歯をカンカン言わしめているにちがいない。
頭から針金が出ている人間からなんて誰も新聞を買ってくれないだろう、
私はそう思うと近くの病院に入ろうと思ったが、まだ仕事中である。

252 名前:神崎 ◆xH1Dz1LybE :04/12/04 08:47:23
一週間にも渡る長雨から解放された外の空気は冷たく、何となく湿った臭いがそこかしこに漂っている。
通学路の途中にある並木道の下を潜れば、甘酸っぱい草の臭いと、灯油の配給者が撒き散らす油の饐えた臭いが混じって酷いものであったが、その分、並木道を抜けた後の冷えた空気は清流のように清清しく、登校する生徒達は眼を細めて上空を仰ぎ、空気を吸い込んだ。
雲の上を飛ぶ飛行機の轟音が近い。これも、空気が澄んでいる所為なのだろうか。
誰も、騒音だとわめきたてる者はいなかった。

253 名前:真空紳士 ◆mM5XrBW81M :04/12/04 23:19:26
「あら、髪の毛が……」お母様の美しい眉間に一筋のしわが刻まれました。「スゥプを」お母さんは一本の細い髪を指先でつまみ上げました。
「スゥプを、こしらえたのはどなたかしら?」いかにも汚らしそうに、おかあさんは
髪の毛をジッとみつめ、テーブルの脇に控える使用人たちをキッと睨みつけます。
どのメィドさんも足下に視線を落としてびくびくとしています。
バン!と激しい音がしてスゥプがこぼれました。
イライラしたおっかさんがテェブルを叩いたのです。
「どなたなのかしら、えっ!応えなさい、あなたたち!」
一人のメイドさんがオズオズと小さく手を挙げました。「私です……」
さて手を上げたのは・・

1)猫耳メイドさん・・>>93
2)ふたなりメイドさん・・>>612
3)ロボットメイドさん・・>>388
4)幼女メイドさん・・>>130
5)2次元メイドさん・・>>999

254 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/12/05 01:32:19
ガンコ親父のぶっちぎりラーメン……?
自分でガンコと名乗るのだから、そうとう頑固なのだろう。ちゃんと食事できるか心配だ。
おそるおそる俺は、のれんをくぐってカウンターに座ると、ラーメンを頼んだ。
「うちにラーメンなんてメニューはないよ!」
怒鳴られた――――`_
メニューを見ると「ぶっちぎりラーメン」と書いてあった。確かに「ラーメン」はない。
「じゃあ、これ」
めんどうだったのでメニューを指差す。
「コレなんてモンはないよ!!」
怒鳴られた――――d_

255 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/12/10 01:30:46
そのあと、彼女が戻ってきたのは翌日の正午前だった。
確かストッキングをはいていたような気がしたが、今は艶かしい肌を晒している。
私の記憶違いだろうか。それとも、やはり何かあった・・・・・・?

256 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/12/10 17:49:20
第四章   ちくわぶ

257 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/12/14 23:27:59
ちくわぶは小さい頃からようじょがすきだった。
だからようじょになりたかった。
ちんちんがじゃまだなぁとちくわぶはおもった。
そこでちくわぶは

258 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/12/15 02:30:01
「いたいのいたいの、飛んでけー!」

痛いのって俺のことかよ!
お前、息子をキチガイ扱いかよ!
そりゃ空気読めねぇけどさ、俺3歳児だぜ!?

259 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/12/16 02:17:35
やはり競走馬であっても女の子だ。裸になっているのは恥ずかしいらしい。
ぼくはマチカネランボーに天使のブラをつけてやった。
嬉しそうにいななくランボー。彼女は再来週のマリア記念に出走する。
もちろんGIだ。そしてランボーは有力馬だ。
「優勝しなかったら馬刺だぞ。」
父が冗談で言った。いや、冗談ではなかった。
後方にはシェフが5人と力士が10人、勢ぞろいしていた。

260 名前:Red cat ◆bVsNkTyoGA :04/12/16 02:33:30
「だからって本当にお前が捌くのか ?」
釣り上げたフグを目の前にして、俺は念を押した。
フグ。それは魅惑の食材だが、一つでも処理を間違えれば
猛毒に当たる。命の保証は無い。
「…大丈夫なのか ?」
「大丈夫だって。俺フグ処理の免許持ってるから」
「そんな免許いつの間に取ったんだよ…」
が、この際そんなことはどうでも良かった。
俺はもっと早く気付くべきだったのだ。
釣り上げたフグが、オスだったということに。

261 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/12/16 03:46:31
なるほど…かなわん。
宿屋に泊まる。

262 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/12/16 10:44:47
社会を構成するのは「メガネ」と「非メガネ」のふたつだ。
しかし近年、メガネの比率があまりにも大きくなってきた。
そこで、来週の土曜から大規模なメガネ狩りを行うことにする。

会議の要点は、どうやらこのようになっていた。
あまりに乱暴じゃないか。と反論したかったが私に発言権はない。
話を終えた専務は、まず組織で唯一のメガネである私に目配せをした。
「わかるかね?田村くん。それが社会のためなのだ」

263 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/12/16 10:52:14
「ポッ…、ポッポー、ポッポー」
俺はつぶやいた。せめてものなぐさみにもなるかと思ったが、それは食後のポッキーン

264 名前:logy ◆TOVRV.9ncQ :04/12/16 11:12:46
「正解!!」

265 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/12/16 11:27:14
おかぁちゃーん!!
ごめんね。ぼうや。ごめんね。母さん、お金稼がないと、あなたを食べさせていかれないの。
やだー!!おかあちゃんいかないでー!!
ごめんね・・ごめんね・・・
あ!!おかあちゃん!!待って!!まってーーーーーー!!

266 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/12/16 12:51:29
それでも我々は、エスカルゴを求め続ける。例え眼前にラーメンが現れ
我々にスープの三次元高覧序ンリルを仕掛けてこようとも
エビフライの定理が我々に鶴亀次元算をチャンプルーして来ようとも、
我々は求め続ける。いつの日か、エスカルゴのパラドックスマルチョメを
さ;lkdjfsmんdvshrんfhbんsvsmdlhnするその日まで。


267 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/12/16 17:34:05
相談役室から電話がかかってきた。社内の期末テストの結果でとの事どうやらまた赤点だったらしい
課長に気付かれないよう相談役室へ(どーせ連絡は行っているが)。暗い気分で部屋の待合室で待たされていると、
入り口のドアが開きうちの課長が入って来た。心臓が止まるかと思ったが、どうやら課長も赤点だったらしく
浮かない顔をしていた。待合室の中空気が重くなった。その時、課のまとめ役の杉浦が言った。
「浅田さん、これで行きましょう!今」課に花が咲いたような雰囲気になった。みんな、やる気だった。
納期まであと3日だった。

268 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/12/16 23:42:41
「イタリア男はみんなホモだと思ってたわ」
邦子の、馬鹿にしたような言葉にもアランは動じなかった。そればかりでなく
「そんなことはないさ。スペイン男の名前はみんなホセだけどね」
などとジョークで返すほど余裕があった。
ところが、隣の席には力自慢のスペイン男たちがワインを飲んでいたのだった。
「スペイン男ですが何か?」
いまにも飛びかかってきそうな剣幕。しかしアランは邦子の手前、うろたえるわけにもいかず。
「えーと、ホセはいるかい?」
全員が手を上げた。もちろん、邦子もだ。

269 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/12/18 00:22:18
結局のところ、みんながそうであるように
僕もそうするしかなかった。
それが不完全なこの世界の定理であるし
完全な絶対でもあるのだ。
「それで?そんなことの為にカレー粉を撒き散らしたのか?」
「これだから資本主義社会は…!」
「黙れ売国奴がッ」

僕は顔中から汁を出しつつ、カレー粉をクイックルワイパーでかき集めた。

270 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/12/18 01:08:47
そこで斉藤はスルー

271 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/12/20 16:37:15
こうして、極悪大帝ウンボロスは登場して二時間で舞台から姿を消した。

272 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/12/20 20:55:19
「なんとか、小遣いを、上げてもらえないか」
私は、死を覚悟で女房に言った。もとはといえば稼ぎのない私が悪いのだ。
だが女房だってジュン様とか何とかの追っかけで旅行ばかりしている。
「聞こえねえよ」
般若の形相が私に近づいてきた。女房だった。それから何事もなかったかのように
「やーん、ジュン様ー!あなたのためなら韓国までついていくわ!」
私はどうしていいかわからなかった。今日も、昼食は抜かなければならないようだ。

273 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/12/20 22:11:17
彼は大成功を収めて異世界で凱歌を上げているのか。
それとも、犠牲者リストの記念すべき1000人目に名を連ねたのか。
私の理性は後者であることを告げていた。

274 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/12/20 22:19:13
ちんぽこ まんぽこ ぽこぽこぷーん  うんこ
ちんぽこ まんぽこ ぽこぽこぷーん  うんこ


275 名前:陰麗華 ◆ZmR5YZ8MyU :04/12/20 22:34:44
人民達の歓声がこだまする
そうだ、ついに彼は洛陽の、中華の主となったのだ
後宮で踊り乱れる侍女文武官
そのなかに

276 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/12/20 23:35:27
プリティでキュアキュア

277 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/12/23 00:31:25
ボクは飼っている亀を水槽から出した。亀の名前はピエール。
「今日はヤソの誕生日なんだってさ」
テーブルの上のケーキを挟んでボクと亀が向かい合う。
このケーキは、実はピエールの恋人――というか恋亀――を
質に入れた金で買ったものだ。もちろんそのことをピエールは知らない。
「一緒に食べよう」
やさしく微笑んでみたが、ピエールが居ない。もうケーキのスポンジに
顔を突っ込んでいた。窒息しているのか、ぴくりとも動かない。

…夜空の星だけがボクたちを見ていた。

278 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/12/31 00:30:21
「殿! この夏侯惇めの宴会芸、とくとご覧あれ!!」
夏侯惇が曹操のほうに素っ裸のケツを向けると、そこには顔が描いてあった。
ご丁寧にも片方に眼帯をしている。
「おう、俺もやるぜ!」
後を追うように夏侯淵もケツをまくった。意外にもキレイな尻だった。
つられて全員が服を脱ぎだし、魏軍の忘年会はクライマックスに雪崩れ込んだ。

279 名前:名無しちゃん…電波届いた? :04/12/31 17:06:42
「ああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!」
正子の処女膜は無残にも男たちの男根によって引き裂かれ、おびただしい量の血が
あたりに飛び散った
「おい!はやくしろ!次は俺の番だ!」

280 名前:名無しちゃん…電波届いた? :05/01/01 19:52:42
実のところ、オロナミン師匠は何もせずに手をこまねいていた方がよかったのだ。
オロナミン師匠の歌は確かに勇者の生命力を回復した。
しかし、目の前に居た魔王デカビタもその歌を聴くわけである。

281 名前:名無しちゃん…電波届いた? :05/01/02 15:58:49
トムがビデオ屋の袋を帰ってきた。どうやらちゃんとやり遂げたようだ。
こいつは昨日餅の早食いで負けた罰ゲームとして、
レンタルビデオ屋でホモビデオを借りてくることになったのだ。
見るとテープは二本入っていた。
ホモビデオだけ借りるのは恥ずかしくて別のも一本借りたらしい。
もう一本のタイトルは『変態スカトロ糞まみれ女子プロレス』だった。

282 名前:名無しちゃん…電波届いた? :05/01/02 16:03:45
しかしそういうこともあるかと思い、僕はあきらめた。
カップラーメンにまちがって水を入れてしまうなんて。
しかし、水で麺はなかなかほぐれない。
世界で一番熱いところに行けば、この水も沸騰するかもしれない。
僕はイラクのバスラに行くことにした。
でも・・・。

283 名前:名無しちゃん…電波届いた? :05/01/02 22:06:20
この足でいけるだろうか。
曙の腹にダメージを与えられるのだろうか。
曙はニヤニヤ笑っている。腹を波打たせながら。

俺は覚悟を決めた。

284 名前:名無しちゃん…電波届いた? :05/01/02 22:24:34
手帳を眺めつつふと考えた。
「あぁ・・俺ってつくづく駄目人間なんだな」と。
コーヒーカップ片手に俯いていると、

285 名前:名無しちゃん…電波届いた? :05/01/03 06:18:47
すると、コーヒーカップは突然、阿弥陀如来になった。
僕は孔雀のような気分でこう言った。
最後にもう一度だけ、緑色のかけらをもらってもいいですか?と。
すると千駄ヶ谷の煙草屋の女は、56ページを開いて、
太陽の確率と葡萄の収穫がどうしても髪の毛とつりあわない、
それでもいい。でも許されるような?

286 名前:名無しちゃん…電波届いた? :05/01/03 10:11:24
かゆい

287 名前:キラ ◆ZZUFXzFREE :05/01/11 01:16:59
そして世界中の全ての人間はマヤさんになった

288 名前:名無しちゃん…電波届いた? :05/01/11 01:54:28
その内訳は、
イブキマヤ:20%
マヤミキ :78%
他  : 2%    だった。


289 名前:logy ◆TOVRV.9ncQ :05/01/11 05:26:02
刹那。
万来の拍手とともに会場が沸き立った。
観客席は丸ごと上に持ち上がり、
反復を重ねた歓声に飲まれながら
果てることなく瞬き続けた。
そして、突然のことで惑うばかりの俺の横顔に、
彼女はそっと呟いたのだ。
「あなたは今、迎えられたのよ。
 あなた自身が放った、陶酔の世界に。
 さあ、手を振ってあげて」

290 名前:Red cat ◆bVsNkTyoGA :05/01/11 05:46:18
「だからって俺まで行く必要はないだろう ?」
「そうは行かんな。好むと好まざるとにかかわらず、君はこの事件に
首を突っ込んでしまったんだからな。」

291 名前:名無しちゃん…電波届いた? :05/01/14 00:34:42
ひどくおびえた様子で哀願する
「耳をはみはみしないで 胸をぺろぺろしないで」
それを聞いたとたん理性などふきとんでしまった

292 名前:真空紳士 ◆mM5XrBW81M :05/01/15 00:12:53
「あっは、すると君は、その鴉が全宇宙を支配すると云うのかい?」
首緒はおどけるように激しく膝を二度三度叩き、小柄な身体を大きく
のけぞらせてしばし笑った。だが対峙する裕史に向けられた眼光はますます鋭く、
ほとんど睨みつけるようにして彼から視線を離さなかった。
その空虚な笑い声が部屋に微かな残響を残し、入れ替わって
寒々とした空気が二人の間の緊張感を強調させるように戻ってきた。
その頃合いを見計らっておもむろに裕史は固く結ばれた唇を開いた。
「そうです。どこまでも広がる無という名を背負った宇宙を
限りなく飛翔する存在なのです。ほとんどの区域で無生物であろうその冷たく
硬質な空間を、ただひたすら事実だけを求めてそれは飛翔するのです。
漆黒に紛れた鴉はこの宇宙の誕生前から全てを見守り、幾度も幾度もそこを
巡回し全ての情報を収集してきました。それは宇宙の崩壊する時まで、
あるいは永遠に続く孤独な散歩なのです。そして宇宙の全域の歴史の
全ての情報を蓄積した鴉はまさしく我々の宇宙と同等な存在となり得るのです!」

293 名前:名無しちゃん…電波届いた? :05/01/16 01:17:42
【背向章第二】

どうでもいい、などと思っていたわけではない。ただ気が向かなかったのだ。
そう結論づけて私は、神保町へ行かず九段下で下車した。
予定の時間にたった数分遅れただけで、もう目的地に向かう気分が萎えていた。
馬鹿々々しい。安っぽい中華ランチを食べるために半日もかけるなんて正気ではない。
「若桜、残る桜も散る桜…。はは、すべてに退屈する秋だというのに。」
靖国神社の裏手で、私はひとり狂い咲く。時間が有限だったとしてもそれは別世界の理論だ。
隣の日本武道館では何かのコンサートがあるようだった。ポスターの単語を読む。「雰囲気病」。
若い女の子に混じって、オタク風の少年が一人だけぽつんと座っていた。彼は揺れていた。

294 名前:名無しちゃん…電波届いた? :05/01/16 01:34:23
熱かった。暑いのではなく熱いのだ。視覚、嗅覚、聴覚に熱いという信号が止めどなく流し込まれる。
気が狂うほどの赤、紅、朱。その空間に染められ、僕の身体も熱さに解かされていた。
耳には何処までもどす黒い痛んだ赤色のノイズが、鼻には脳を刺激し嘔吐を触発させる赤い鉄さびの匂い。
僕の思考も状況を把握していくうちに、同じ色に染まってしまった。
冷たいコンクリートに摩り寄りながら、キミが来るのを待っていた。

295 名前:名無しちゃん…電波届いた? :05/01/16 01:46:47
それでも祖母は新聞紙を食べ続けた。
どうしても止めてくれそうになかったので、俺が先にぜんぶ食べてしまうことにした。

296 名前:名無しちゃん…電波届いた? :05/01/16 15:14:19
排泄され続けるUNKO。
それが国家の陰謀であることにヒロシは薄々感づいていた。
だがしかし、夜行バスはアリゾナに向かって発車したばかりだった。

297 名前:名無しちゃん…電波届いた? :05/01/16 16:11:01
今まさに出している。
この先これらが私の世界に及ぼす影響。それを考えながら出している。
いや、「出している」というよりは「出ている」と言う方が正しいのだろう。
一度出始めると、ひとしきり出尽すまで止まらないのだから。

「よしお。入るわよ。」

声がすると同時に、部屋の入り口のドアが一気に全開になった。

298 名前:名無しちゃん…電波届いた? :05/01/16 16:23:06
bytheway




戻る