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連続テレビドラマ小説「みらんぼろん」

1 名前:連続テレビドラマ小説「みらんぼろん」 :05/03/16 19:19:20 ID:N3v/gL9q ?#
第一話「存在」

僕は鏡のみらんぼろん。本名はスギタ。本当は人間かもしれないとうすうす気がついている。19歳独身だ。
僕はいつものように駅の列車を急いで乗りながら痴漢をしていた。
そんな時、後部座席に座っていた一人のブロッコリーに恋をしたんだ・・・。
僕はこのチャンスを逃してはいけないと思った。勇気をもって声をかけたんだ。
「素敵なブロッコリーさん。どこへ行くのですか?」
彼女はわき目もふらずにこう言った。
「貴方、○○○○?」
自分の存在意義は・・・・
僕は・・・鏡・・・。みらんぼろんだから。けして○○○○ではない。
○○○○ではないんだ・・・・。


2 名前:チクワ ◆G3KQeFoeOM :05/03/16 19:21:16
      ∧_∧
      ( ・∀・)   
      ( ⊃┳⊃
     ε(_)ヘ⌒ヽフ
     (    (´_J`)
≡≡≡ ◎―◎⊃⊃



3 名前:名無しちゃん…電波届いた? :05/03/16 19:21:41
ここでテルミンソロ

4 名前:名無しちゃん…電波届いた? :05/03/16 19:23:30
>>2
書くことないなら書かなければいいのに
これだからウザコテは

5 名前:チクワ ◆G3KQeFoeOM :05/03/16 19:28:03
怒られた、本当にゴメン

6 名前:連続テレビドラマ小説「みらんぼろん」 :05/03/16 19:31:06
第二話「想い」

僕は泣いていた
僕は子供の頃から鏡として育てられた。
皆は僕をみらんぼろんと呼んだ。
妹もいた。妹は人間だった。
「僕はどうしてみんなと違うの?」
何度となく思った。けど、母の前ではそれは言えなかった。
だって、凄く優しい顔をして言うんだ。
「みらんぼろん、貴方が貴方である事を、私は誇りに思うわ」
そんな僕は今日、駅の列車で恋をした。
でも、僕は僕じゃないと言われた。
お母さんがどこにいったか思い出せない。
なんで電車乗ったのかも思い出せない。



7 名前:名無しちゃん…電波届いた? :05/03/16 19:39:20
もうどれくらい歩いただろう。
みらんぼろんは砂漠を歩いていた。
中国に住んでいたみらんぼろんが、砂漠まで来るのには三日もかかった。
でも、その間彼は飲まず食わずでいた。
というか、彼は元々物を食べる事をしなかった。
何故なら、彼は鏡だから。鏡は物を食べない物。
彼は必死に演じ・・・違う。違う、僕は、鏡・・・。
その瞬間、みらんぼろん(以下みらぼ)は仰け反った。
「ぐァごゴゴゴごごごご!」
歯の神経を何者かに抜かれたのだ。この世のものとは思えない痛み。
みらぼは倒れ付した・・・。

8 名前:連続テレビドラマ小説「みらんぼろん」 :05/03/17 19:27:47
第三話「出会い」

みらぼは目覚めた。
「ここは・・・?」
みらぼは白い宮殿の一室に寝かされていた。
「気が付きましたか?」
白い顔をした色の白い青っぽい緑の髪をした女の人がたっていた。
凄く綺麗な人だった。
「私は、ここをまとめる姫です。砂漠で貴方が倒れているのを見つけて、助けました」
「ありがとう。君・・貴方がたすけてくれなかったら僕はもう割れていたかもしれない」
女の人は、凄く悲しそうに笑っていった。とても、とても悲しそうに見えた。
「割れる?貴方は人間でしょう?もしかして鏡だと思っているんですか?貴方は人間でしょう」
みらぼはハッとして叫んだ
「僕は鏡だ!鏡のみらんぼろんだ!!」
女の人は、また悲しそうに笑っていった
「そう、みらんぼろんっていうの。そう。貴方はみらんぼろんね。よろしくね、みらんぼろん」
女の人は今までで一番悲しそうに笑った。
「あ・・・・」
「ところでみらんぼろん、貴方の子供が出来たの」




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